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COVER MODEL Vol.20 七ツ森りり「いつも素の自分を見せる。その結果、合わない人がいたってしょうがない」

SERIES -COVER MODEL

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カバーモデル連載では毎月、豊かな感性と多彩な視点で生きていく人々の姿をお届けしていきます。

第20回目は、セクシー女優・七ツ森りりさん。
モデルからAVに転身して2年。最初は不安だったけれど、昔からのファンも変わらず寄り添ってくれたといいます。それはきっと、七ツ森さん自身が変わらず、明るく前向きだったから。

そんなファンとの交流やお仕事で心がけていることを伺いました。

文・菅原さくら/写真・羊肉るとん

七ツ森りり プロフィール

11月11日生まれ。2020年8月にAVデビュー。芸能活動を経て、現在はエスワン専属女優として活躍の場を広げるセクシー女優。

 

人に見られるからこそ、美しくなっていける仕事

――ファッションモデルからセクシー女優に転身された七ツ森さん。デビューから2年が経って、お仕事やAVに対するイメージは変わりましたか?

七ツ森りり(以下、七ツ森) 最初は業界のことを何も知らなかったので、撮影でいやな思いをすることもあるのかなって身構えていました。でも、実際はまったくそんなことなくて! こんなにもプロフェッショナルが集まってひとつの作品をつくっているんだなって感動しました。作品こそエロかもしれないけれど、ふつうのドラマや映画をつくっている人たちと、何も変わらないんです。

――セクシー女優という仕事のやりがいは、どう感じていますか?

七ツ森 人に見られる職業だから、仕事をがんばっているだけで、自然とキレイになっていくのがうれしいですね。自分自身を気にかける機会が増えたからだと思います。

モデルのときは洋服から出るパーツだけキレイであればよかったから、多少無理なダイエットをしても問題なかった。でもいまは全身を見せるぶん、運動などで健康的に引き締めないといけません。だから、ジムや食事など、いろいろ細かい工夫をしています。

――七ツ森さん、とってもよく食べると伺っていますが……?

七ツ森 そうなんです、私めっちゃ食べるんですよ!(笑)ただ、撮影前はちゃんと考えるけど、お休みの日はもう気にしませんね。たくさん食べるしお酒も大好きだし、趣味といえばゲームにアニメ、パチンコだし……私生活はまったくキラキラしていないから、いい意味で親近感を持ってもらえるんじゃないかなと思っています。でも、ジムでは40㎏のダンベルをかついでスクワットするとか、けっこうパワー系のトレーニングをがんばっているんですよ。

――40㎏はすごい!! ご自身の身体で、とくに気に入っているパーツは?

七ツ森 おしりです! モデルをしていたときは大きいのがコンプレックスだったんだけど、最近は「きれいだね」と言ってもらえることが増えたので、お気に入りになりました。これも、いままで隠していたところを見せたからこその、意外なメリットですよね(笑)。

モデル時代からのファンの存在は、いまも大きな支え

――セクシー女優になって、ファン層も大きく変わったことと思います。

七ツ森 そうですね。もともとは98%くらい女の子だったけど、いまはほぼ男性。自分は女の子ウケだと思い込んでいたから、男性にも好きになってもらえるんだっていうのはびっくりしましたね。ただ、デビューするときにはやっぱり、これまでのファンの子たちが受け入れてくれるのか不安もあって……。

――実際はいかがでしたか?

七ツ森 それが、意外とみんな応援してくれたんです! モデルとしての最盛期から少し時間があいてのAVデビューだったからか、10代だったファンの子たちも大人になって、セクシーなコンテンツにも理解が広がっていたのかもしれません。むしろ「また表に出る仕事をしてくれてありがとう」なんて、うれしい言葉ももらえたんです。

――ファンの方々と、すごくいい関係が築けていたんですね……!

七ツ森 本当にありがたいですよね。セクシー女優として写真集を出したときも、モデル時代から10何年もファンだという女の子が来てくれたんです。新しくファンになってくれるのもすごくうれしいけど、ずっと追いかけてくれる方がいるのも、すごく支えになってます。

――新旧のファンのために、これからしていきたいことはありますか?

七ツ森 ありのままの私をずっと見せ続けていきたいです。昔から自分の思ったとおりに発言・行動するタイプなんですけど、セクシー女優としてインスタライブをしたとき、モデル時代のファンの子が視聴して「変わってなくてよかった」って言ってくれたんですよね。コメントにも媚びないでバッサリいくから(笑)。でも、そういう私を好きだと言ってくださる方々がいるなら、引き続き飾らず、変に染まらないようにしていきたいなと思っています。

――でも、周りに媚びないで、自分らしさを貫くのって難しいですよね。

七ツ森 たしかに難しい!(笑)でも、昔から、自分の素を見せることにあんまり抵抗がないんですよね。「いい人に見られたい」みたいな欲がない。自分らしくいた結果、周りに合わないって思われたらそれはしょうがないじゃんって考えています。

AVの台詞はほぼアドリブ。だからこそ感情が乗せやすい

――いまは、なんの仕事にいちばん力を入れていますか?

七ツ森 いろんなお仕事をいただいているけれど、AVあっての自分だから、AVの撮影は楽しいですね。好きな作品を聞かれたらいつでも最新作だって答えられるくらい、つねにレベルアップできているとも感じます。作品を観てもらえるのがいちばんうれしいです。

――いい作品をつくるために心がけていることは?

七ツ森 定番のジャンルはそろそろ一巡したから、いまはたいていの内容で、類似の過去作があるんです。そういうときには、前作を見て復習する。「今度はこうしてみよう」「あそこはもうちょっとこうしたほうがいいな」っていう感覚をもって、撮影に臨みます。

台本はあんまり読まなくて、だいたいの流れだけ頭に入れていくことが多いですね。あとは現場で自分が感じたことをどんどん言葉にします。ほとんどアドリブなので、ほかの女優さんに比べると、使う言葉が特殊かもしれない(笑)。だけど、台詞じゃないから棒読みにもならないし、自分も感情を乗せやすいんです。

――たしかに、臨場感ある作品ができそうです。最後に、自分や将来をイメージして思い浮かべるカラーを教えてください。

七ツ森 ぱきっとした黄色かな。私はあんまり物事を深く考えないし、思い立ったらすぐ行動に移すタイプ。将来の夢も、毎日「今日も楽しいな」って思える日を過ごすことくらいなんですよ。そんなふうにただただ明るくてハッピーで、周りのことまで楽しい気持ちにさせちゃう……そんなイメージの黄色を選びました。

七ツ森りりの出演作品をチェックする(FANZA)

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第25回のゲスト、七ツ森りりさんはとっても気さくな美人さん。パッと明るい雰囲気の収録となりました!