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週末に大好きなあの人とお泊りしたい、ちょっとオトナなラブホテル 鷲尾めい 番外編

SERIES -週末に大好きなあの人とお泊りしたい、ちょっとオトナなラブホテル

どんな時も、私たちを温かく迎えてくれる。
どんな人にも訪れる理由も聞かず、ただそこに佇んでくれているラブホテル。
鷲尾さんが「週末に大好きなあの人と訪れた」のは、繁華街・錦糸町にあるラグジュアリーなラブホテル。

写真 小林弘輔
文 ミクニシオリ

新しい場所に来た時の、キミの目が希望と好奇心で輝く瞬間が…

どうしようもなく、好きで。

出会ってから何年経っても、あどけなさの抜けない表情。

時代が、環境が、どれだけ変わったとしても

キミだけは味方でいてくれるんじゃないか、なんて夢を見てしまう。

「夢なわけないじゃん!」

前向きで、明るくて、優しいキミが

そう言ってくれるって分かっているから…いつだって甘えてしまうんだ。

たまに不思議に思う。

なぜキミはいつでも変わらずに、そこに居続けてくれるの?

決して目立とうとしているわけではないのだろうけど

キミは私にとって、太陽みたいな存在。

そこにいるのが当たり前。それでいて、こんな私のことをいつでも明るく照らしてくれる。

キミなしの世界なんて、考えられない。

そう言ったらキミは、きっと笑うんだろう。

「私はずっとここにいるよ?」

キミはあまりにも純粋で、そしてずるい。

どんな悩みだって、キミと一緒にいるだけで

どうでもいいことのような気がしてくる。

だから夢中になってしまうんだよ。

誰よりも無垢で素直なキミが、夜にだけ見せてくれる表情も

みんなは知らない、欲求に満ちた目も。

どうしてこんなにも、心を掻き乱すのが上手なの?

キミの言葉には、いつだって嘘がないって

そう分かっているのに…

だけど聞けない。だってキミは、みんなを照らす太陽なのだから。

言葉にはしないよ、だから…

今この時だけ、一歩踏み込んでみてもいいですか?

「いつでも、待ってる」

いつだって全部を見せてくれるようで、不敵な笑みでごまかされてしまう。

「そう感じてしまうのは、きっとまだ二人の時間が足りていないから、だよ」

柔らかな身体に包まれて、私だけ永遠のような時間を感じてしまうけれど

たしかに…私たちにはまだまだ、時間が足りない。

これからどんどん大人になっていくキミを

いつか私も、理解してあげたい。

…そう言ったらキミはまた、笑うんだろうね。

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