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#古着女子 vol.2 小野六花【前編】

あなたは、どんな服が好き?
私たちの生活に欠かせないファッション。自分のために着る服も、誰かのために着る服もあるでしょう。あんな服やこんな服、本当はもっと、いろいろ着てみたい。それに……大好きな推しのファッションだって、あんなテイストやこんな服、いろんなあの子を見てみたい。
今回は小野六花さんと一緒に、裏原宿のY2Kな古着を取り扱う人気ショップ「HUNCH」を訪れます。

写真・TOYOHIRO MATSUSHIMA / 文・ミクニシオリ

HUNCH
🏠13:00~20:00
東京都渋谷区神宮前4-22-17 301
301 4-22-17 jingumae shibuya-ku Tokyo
(原宿駅(明治神宮前)から徒歩6分ほど)

「HUNCH」では、90年代からY2Kの雰囲気を感じさせる、クリーンでジェンダーレスな古着がセレクトされています。店長のYUICHIさん独自の感性が散りばめられた店内は、アーバンかつ今っぽい、ラフでシンプルで、居心地の良さを感じる空間。

「オーバーサイズは難しくて、ちょっと苦手だった」と話していた小野さんも、いつの間にかHUNCHの虜。YUICHIさんのセンスと小野さんの感性が融合して、今までになかった彼女の魅力が溢れ出します。

後編には小野六花さん自信がチョイスしたアイテムで組む、とっておきのコーデも。

STYLING#1
ラフなアメコミTを、シースルーコートとロングブーツで今っぽく

「服は好きだし、コーデを考えるのも好きなので、古着にはずっと興味がありました。でも、個性的なアイテムが一個だけあっても、どうやったら上手に着こなせるのかが分からなかったんです。このコーデみたいに、モノトーンだと取り入れやすいかも。え、わたし今これ、めっちゃ似合ってるやん!」

メンズライクなオーバーサイズのアイテムに興味はありながらも、せっかく買ってもいつの間にか移動中のダル着になっちゃう……なんてことも多かったという小野さん。興味のあったジャンルをおしゃれに着こなしながら、照れくさそうにポージング。

「服も、仕事の時は可愛い服を選ぶ時が多いけど、平成ギャルみたいなかっこいい服も好き。これしか似合わないってものを決めていないので、どんな服を着てても楽しめますね」

「馴染みやすいモノトーンもいいけど、やっぱり派手色が気になっちゃう。高校生の頃はお金がなかったから、よくアメ村で古着を見ていました。大阪の人って派手やから、こういう柄物とか強い色も、けっこう思い切って着こなしている人も多いんですよ」

普段からあまり人見知りせず、新しいチャレンジにも積極的な小野さん。目を引く個性的なトップスにも物怖じせず、好奇心をぶつけていきます。

STYLING#2
強めのアニマル柄と、小野六花の甘さの融合

GALしか着なさそうなゼブラ柄のオーバーサイズシャツも、小野さんの柔らかい雰囲気と、差し色のピンクのスニーカーが合わされば、こんなにもガーリーに。

「実は、ピンクが一番大好きな色なんです。私物もピンクのものがすごく多くて、私にとってのテーマカラーって感じ」

店内の大きな姿見を使って自撮り中の小野さん。

「盛れた!」と満足気な表情でこちらをチラリ。

「新しいことが怖いって思うことはないかな。知らないことって、楽しみじゃないですか。だからどんな服でも着てみたいし、新しい仕事もなんでもやってみたい。今は、もっと演技力を磨ける仕事がしてみたくて、恋愛ドラマの主人公を演じてみたい」

小野さんが演じる恋愛ドラマの主人公は、どんな女の子でしょう。純粋な清楚系?小悪魔なギャル?どっちだとしても、きっと魅力的。
小野さんのお仕事に対する想いを聞きながら、お洋服に興味津々な後ろ姿を追いかけます。

このままラストを飾るコーデを決めるため、小野さんが店内で気になったアイテムをチョイスしていきます。
普段着ないジャンルでも、「自分らしさ」を出したい。頭の中で完成形を思い浮かべながら、お洋服を選ぶ小野さんの表情は真剣そのもの。

オーナーのYUICHIさんも、小野さんのイメージを聞きながらちょっぴり緊張気味にアシスト。

絶対だるだるになってしまう、宇宙服のようなオールインワンに興味津々の小野さん。
試しに充ててみると……やっぱり「でかっ!」

YUICHIさんのセンスが詰まった店内を、時折ツッコミをいれたり、遊んだりしながらくるくる。気になるアイテムは片っ端から手にとって、じっくり選んでいきます。

さあ、小野さんチョイスのアイテムでラストを飾るコーデが完成したようです!

春らしい淡いグリーンのパーカーをセレクト。ショーツでかっこよくキメるか、それとも小野さんの甘いエッセンスを入れるか……どちらの彼女もきっと素敵。

こちらのアイテムを纏った小野さんは後編でのお楽しみに。

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