これまで見ることができなかった、セクシー女優たちの知られざる一面を垣間見るフォトレポート連載「She Sees Scene」。フォトグラファーのヤンス・キムさんが切り取るのは、彼女自身すら気づいていない、刹那の「Scene」。
第3回に登場するのは、舞台でも活躍するなど洗練された魅力をもつセクシー女優・白峰ミウさんです。
凛としたたたずまいから、高嶺の花に見えますが、カメラの前でもマイペースに様々な表情を見せる彼女。花に溶け込む淡麗な姿からは意外に感じる、彼女の「日常の素顔」とは──。
花に溶け込む、白峰ミウ
モンハンとともに過ごした青春の日々
──撮影、おつかれさまでした。もはや白峰さん自身が花の一部のようになっていましたね。
白峰 もともと撮影の機会は多かったのですが、ここまでお花に溶け込むような撮影ははじめてでした。
田舎出身なので、自然や緑に囲まれた風景の方が落ち着くんです。基本はインドアなのですが、時には自然を感じられる場所に行きたくなるんですよね。
──お洋服も、いつもの白峰さんのイメージと違うものが多かったですね。
白峰 プライベートでもワンピースやスカートのコーディネートが多いので、パンツスタイルのセットアップを着るのは新鮮でした。家にばかりいるので、一番着てるのはジャージとパジャマなんですけどね(笑)。
──ジャージ姿の白峰さん、ちょっと見てみたいですね。
白峰 ジャージといっても、学生時代も吹奏楽部だったし、身体を動かすのはちょっと苦手なんです。ここ数年でゴルフをはじめたので、やっと外に出る趣味ができた感じ。
──部活動が忙しい青春を送っていましたか?
白峰 部活も忙しかったんですけど、学生時代はゲームばかりしていましたね。
──ゲーム! といいますと?
白峰 『モンスターハンター』が大好きで。学生時代から、新作が出るたびに買っています。人と戦う系のFPSゲームは怖いので苦手なんですが、モンハンはモンスターなので、まあいいかなと。
──モンスターはいいんだ(笑)。ちなみに武器は何を?
白峰 ハンマー使いでした。あれが一番気持ちいいんですよね~。爽快です。大きい技が当たれば、人に褒めてもらえるから嬉しいし。
休日は大好きな映画を、ウイスキーとともに
──最近はどんな休日を過ごされているんですか?
白峰 とにかく映画が大好きなので、休日は家にこもって映画鑑賞が常です。1日に3~4本見続けることも多いです。
──どんな映画を見ているんですか?
白峰 ええっと……(スマホを取り出す)、見た映画は「Filmarks」というアプリで管理しているんです。
最近よかったのは『素敵なウソの恋まじない』というイギリス映画。老人たちの恋愛ロマンス映画で、見終わった時にすごく温かい気持ちになりました。基本的にヒューマンドラマ映画が好きですね。
一番好きな映画は、『縞模様のパジャマの少年』ですね。戦争映画なんですが、戦争シーンよりも、そこに生きる少年たちの生き様や友情が色濃く描かれているんです。考えさせられる話だけど、純粋でまっすぐで、私は大好きです。
──いろいろな映画を見ているようですが、どうやって次に見る映画を探すんですか?
白峰 映画のサブスクは常に3~5個くらい登録しています。サブスク内で関連動画を参考にしたり、ネットの口コミを参考にしたりしていて、常に見たい映画が溜まってますね。リストを消化していくうちに、休日が終わります(笑)。
──映画のお供は何を?
白峰 ずっとお酒を飲んでます(笑)。ハイボールかウイスキーが多いですね。最初はおつまみも用意するんですけど、2本目、3本目と進んでいくとつくり足すのも面倒になって、お酒だけ飲んでます。
──お酒は結構飲まれるんですか?
白峰 お酒は好きなので、わりと常に飲んでるかも。1人で飲むことも多いですし、友だちが失恋した時とか、誰かの誕生日だったりとか、何かあればかこつけて飲酒しています。
──酔い潰れることも?
白峰 それはないんです。友人たちにも「お酒飲んでも変わらなすぎ」って言われます。気持ちとしては酔ってるんですが、テンションは一定なんですよね。
「何考えてるかわからなく見える」とき、頭の中は…
──いい意味で、フラットでマイペースな雰囲気がありますよね。
白峰 よく言われます(笑)。何考えてるかわからない、とも言われるけど、そういうときってぼーっとしているだけで、本当に何も考えてないんですよね~。
今日の夜は何のお酒を飲もうかな〜とか、全然関係ないことを考えてることも多いです。
──最近は舞台女優としても活躍されていますが、演技中は何を考えているんですか?
白峰 実は演技中も、結構無心なんですよ。役に入り込んでるときも、何も考えないようにしているかもしれません。何も考えないことが得意なのかも。
──舞台を頑張っているのは、映画が好きだったから?
白峰 そうですね、自分も演技してみたいという思いは強かったです。やっぱり難しくて、いつもすごく緊張するんですけど、周りからはそう見えないらしいです。
好奇心は旺盛な方なので、これからもやってみたいことはたくさんあります。ダンス以外はなんでもやってみたい。
──ダンスはダメなんですね。
白峰 とにかくリズム感がないんです。今日も外ロケで、スキップしてみてって言われたときは本当に緊張しました。不安そうな顔は出てしまっていたかもしれません……(笑)。