彼女の前でしか、見せられない素顔がある。
お気に入りのカメラアプリやフィルターを使って、今日はお互いがカメラマン。仲良しのあの子の前でしか見せていないはずの、素顔をのぞき見するフォトレポート「Photo by me & me」。
撮影当日、石原さんが開口一番「この企画ずっと狙ってました」とうれしい一言。
仕事で一緒になることは少ないという2人は、どうしたら一緒に仕事できるかを考え、フォトミーのオファーを心待ちにしてくれていたそう。
お気に入りのK-POPを流しながら、完コピの振り付けを披露してくれたおかげで、いつもより躍動感たっぷりの撮影に。
ちょっと大味な笑いのツボも似ている2人だからこそ、いつもならお蔵入りになるようなプライベート感のある写真もセレクトして、そのままをお届け。
葵にしか見せてない? キレキレの石原
初めて遊んだ日の一言「どこが地雷か教えて」
──撮影中、とても気持ちよさそうに踊っていましたね。2人とも同じ曲が踊れるのはどうしてなんですか?
葵いぶき 似たような音楽が好きなんですよね。
石原希望 一緒に練習してるわけじゃないけど、何も言わなくてもお互い同じような曲の振りを覚えてるんですよ(笑)。
葵いぶき 今日は特に楽しみにしていたし、プライベートの時みたいなテンションの高さで行動しちゃってたしね。
──休日も遊んでいるんですね。仲良くなったきっかけはなんだったんですか?
石原希望 最初はSNSですね。そもそも私はMOODYZ広報さんに「葵いぶきちゃんは絶対石原と気が合うよ。なんか似てるもん」って言われてて、ずっと興味があったんです。
葵いぶき でも、なかなかタイミングが合わず会えない日々が続いて。初めて2人で遊べることになった時、待ち合わせた渋谷のハチ公前で叫んだもんね。
石原希望 とりま、プリクラ撮ったよね(笑)。その時はまだ知らない部分も多いから、やっぱり少しだけ気を使ってたんです。
踏み込んじゃいけない部分もあるかもしれないけど、どこが地雷かわからないから「どこが地雷か教えて」って聞いたんですよね。
──ストレートですね(笑)。
石原希望 私ってそういうタイプなんですよ。そしたら葵、「言えないことなんてないよ」ってしゃべりだして。それからオープンさが伝わったし、私も素のままでいていいんだなと思えて。「あ〜もうこいつ好きだなっ!」って思っちゃった。
葵いぶき そんなこと言われたら……恥ずかしいヨッ!!
石原希望 まあ、似てない部分を探す方が難しいくらい、最初から気が合ってたと思います。声がでかいところとか、ちょっと下品なネタでも笑えちゃうところとか。ふたりとも猫好きですしね。
石原を笑わせるためなら身体も張っちゃう葵
似てないところは“食べる量”くらい
──最初から親友のような空気になれたんですね。
葵いぶき そうなんです。その後すぐに旅行も行ったしね。旅行ってそれぞれの素も見えやすくなるから大丈夫か心配だったけど、全く問題なくて。しゃべりっぱなし。
石原希望 大阪行った時とか、途中で具合悪くなっちゃったんですよ。
楽しんで欲しかったから最初は言いづらかったけど、我慢できなくて体調のことを伝えたら「おけ! 早くかえろーよ!」ってすごい軽く返してくれて。
──お互いが気を使わせないように気を使える?
葵いぶき いや〜私は全然ですけどね! 石原の方が気は使えますよ。
石原希望 葵も気が使える子だとは思いますよ。旅行の時は、結局早めにホテルに帰ることになったんですけど……ちなみにこの人、めちゃめちゃご飯食べるんですよ。
──唐突ですね(笑)。
石原希望 その細い身体のどこに入っていくのか不思議なくらい。
葵いぶき まじでめっちゃ食うんですよ。今もちょっとお腹減ってきました(笑)。
石原希望 結局、バカみたいにご飯食べてる葵みてたら元気になれるっていうか。本当に一緒にいて楽しいんですよね。
──撮影中も、企画史上もっとも笑い声が響いてましたよ。
葵いぶき でも、私たちもいつも元気なわけじゃないんですよ。やっぱりネガティブな日もあるじゃないですか。しょうがないよね、女の子だし〜。
石原希望 そう、女の子だし〜。でも、気持ちが下がってるなって日は真面目なトーンでも話せるし、仕事への向き合い方の真面目さも似てるし。ほんまに似てるところだらけ。でも基本的には、その場にいる人を楽しませたいし、暗くさせたくないんですよね。
葵いぶき そういうホスピタリティは2人ともあるよね。
──似てないところを探す方が難しそうですね。
葵いぶき 食べる量くらいじゃないですかね。
石原希望 私が少食だからじゃないんですよ。葵の食う量がバグってるからなんですよ。
葵いぶき (パンをかじりながら)ン〜〜止まらん〜〜♡
カメラを向けられたら真剣な表情も
褒め合いだって漫才のテンポで
──ちなみに、お互いどんなところが好きなんですか?
石原希望 特に好きだなって思ってるのは、どれだけ仲良くなっても「石原」って呼んでくれるところかな。信頼感を感じるし、落ち着くんですよね。自分の中ですごいフィットするんですよ、葵に「石原」って呼ばれるの。
葵いぶき え〜照れちゃうんだけど。ニヤニヤしちゃう。
石原希望 葵は?
葵いぶき 恥ずかしいな〜。私、好きな人に素直に「好き」って伝えるのが苦手なんですよ。
石原希望 で!? どこが好きなの!!??!
葵いぶき 圧がすごい(笑)。うーん……優しいところとか?
石原希望 え、本当にそう思ってる!?
葵いぶき フィーリングで好きな部分も多いんですけど……強いて言うなら、こう見えてすごく可愛い女な一面もあることかな。
旅行の計画とかは石原が引っ張ってくれるんですけど、相談事とかは私が聞く方が多くて。意外と女々しいところがあるんですよ。
石原希望 ま、女の子だからネ……(笑)。私の方が心配性だから。
葵いぶき 私はわりとなんでも「なんとかなるっしょ」精神だからね。
──こちらが突っ込むスキも与えないそのテンポ感、聞いていて気持ちいいですね。
石原希望 そういえば、葵もこう見えて意外と頭いいんで、そういうところも好きですね。
葵いぶき フーン。
石原希望 まんざらでもないフェイスすなや。
@photoby_me_and_me