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COVER MODEL Vol.24 森咲智美「グラビアは芸術。美しい身体を維持する努力も含めて、説得力になる」

SERIES -COVER MODEL

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カバーモデル連載では毎月、豊かな感性と多彩な視点で生きていく人々の姿をお届けしていきます。

第24回目は、「日本一エロすぎるグラドル」というキャッチコピーを冠し、最前線を走り続けるグラビアモデル・森咲智美さん。
ファンへの発信を欠かさず、Instagramフォロワーは500万人、YouTubeチャンネル登録者数は63万人まで到達しました。Twitterではハッシュタグ「#これがこう」も話題に。
そんな森咲さんがグラビアとどう向き合ってきたか、ファンの方に届けたいものを伺いました。

森咲智美プロフィール
1992年8月12日生まれ。愛知県でご当地アイドルを経て上京。上京後はグラビアアイドルに転身し、キネマ旬報社主催の「グラビア・オブ・ザ・イヤー」で’18・’19・’20と三年連続グランプリを受賞し殿堂入り。自信のyoutubeチャンネル【森咲智美チャンネル】も登録者数60万人を突破。“日本一エロすぎるグラビアアイドル”として現在も第一線で活躍中。

「愛人キャラ」廃業で見つけた「日本一エロすぎるグラドル」


――森咲さんは「日本一エロすぎるグラドル」となるまでに、いくつか別のキャッチコピーがあったと聞いています。デビューしたばかりのときは、どんなキャラで売り出したのでしょうか?

森咲智美(以下、森咲)  アイドル出身でグラビアを始めたから、最初は清純派でやっていました。でも、名古屋出身で派手好きなこともあり、ちょっと物足りなくて(笑)、早々に愛人キャラをはじめたんです。

それで「愛人にしたいグラドル」「不適切女子」として、ちょっと陰のあるエロさを前面に出すようになりました。砂浜で元気よく走りまわるんじゃなくて、岩場でしっとりカメラを見つめる……みたいな。

ただ、何年かすると「不倫は社会的に絶対NG!」という空気が生まれ……バラエティなどでトークがしにくくなったので、新たなキャラを模索しました。

――そこで生まれたのが「日本一エロすぎるグラドル」だった、と。

森咲  そうです。ただ、事務所から提案をもらったときは「いよいよ私、脱がされるのかも……!?」と思いました(笑)。だけど、ただ脱ぐばかりがエロじゃない。服を着ていてもエロは表現できるんです。いまでは、せっかく「日本一」を名乗るからにはいろんな種類のエロに挑戦して、どんどん引き出しを増やしていこうと思っています。

――よりよい「エロ」のために、大切にしていることは何ですか?

森咲 グラビアは芸術だと思っているので、下品にはならないよう気をつけています。どれだけ小さな水着で露骨なポーズをとっていても、見ている人がきれいだなと思える作品にしたい。だから、美しいS字のボディラインや表情の作り方は、つねに意識していますね。

撮影中も、カメラマンさんがどんな写真を撮りたいのかずっと考えています。デビュー当時は言われたとおりに動くことしかできなかったけれど、いまは衣裳や背景に合わせて雰囲気を変えてみたり、海外のインスタグラマーさんを参考に新しいポーズを取り入れてみたり、表現のブラッシュアップを頑張っています。

とくに体形維持は大変!(笑)今年30歳なのですが、昔は少し食事制限をしたらすぐ痩せていたのに、そうもいかなくなってきました。でも、女性にも憧れてもらえる存在でいたいから、美しくあるために努力を続けていきたいです。同じようにきれいな身体でも、頑張ってそれを作っている人の言葉のほうが、説得力があると思うから。

SNSもプロデュース業も、ファンの方がいるから頑張れる


――SNSフォロワーの多さも、森咲さんの強みですね。

森咲 Instagramは500万人にもフォローしていただいて、本当にうれしいです! 「エロ」や「セクシー」にこだわってここまで数字を伸ばしてきたから、そこは変わらず大事にしつつ、今後は女性向けの発信にも力を入れたいと思っています。ドレスや水着のポージングとか、胸の盛り方とか……。


――すごく需要がありそうです。最近は、Twitterの「#これがこう」も話題ですね。

森咲 あれは「#グラドル自画撮り部」などが流行っていたとき、私も何かバズるハッシュタグがほしいなと思って考えたアイディアなんです(笑)。最初はタグなしで、単にごはんを食べているところと夜のセクシーな画像を並べて「これがこう」とアップしただけ。でも、ものすごく反響があったから、あとからタグとして使うようになりました。グラドルだけでなく、一般の方がいろんなかたちで真似しやすいのがよかったみたいです。

――バズを狙って、戦略的にSNSをやるタイプですか?

森咲 どのSNSでもフォロワーさんが少なかったときはとくに、数字を見ながら「この写真はウケた」「これはだめ」なんてメモをとりつつ、黙々と改善にいそしんでましたよ(笑)。もともとアイドル時代も毎日ブログをアップしていたし、こつこつ頑張るのは好きなタイプ。SNSは、応援してくださる方々がいるからがんばれますね。プロデュースの仕事でも、その気持ちは大きいです。

――香水やメンズエステサロンなど、プロデュース業にも熱心に取り組んでいらっしゃいますね。

森咲 私の関わったモノや場で、ファンの方々に笑顔になってもらいたいんです。いままでは応援してもらうばかりだったから、何か恩返しをしたいと思って始めました。たとえば、イベントに来てくださるファンの男性に「僕なんかが来てごめんね」と言われることがけっこうあって……むしろ私こそ、私なんかを応援してくれてありがとう、なのに!

でも、自分自身が自信のない人間だから、ファンの方がそう言いたくなる気持ちもよくわかるんですね。だからこそ、ちょっとの努力でもっと魅力的になれることを体感してほしくて、香水やエステといった形でもサポートがしたいと思ったんです。

日本のグラビアのすばらしさを、海外にも広めたい


――自分や将来をイメージして思い浮かべるカラーは、何色ですか?

森咲 好きな色はディープピンクなんですけど……将来の理想は「ゴールド系の女」かな? つねに目標をもって輝いていたいし、THE名古屋人としては、いつもギラギラしていたいから(笑)。

――そのために、どんな挑戦をしていきましょうか。

森咲 日本のグラビアのすばらしさを、世界に広めていきたいなって思います。和室で撮るグラビアなんて、美しくてエロくてとっても素敵じゃないですか。私はやっぱり、身体と表情で表現をした作品が誰かに認められて、喜んでもらえるのが好きなんです。あるファンの方に「森咲さんのグラビアで人生が変わった。死にたいと思ってたんだけど、救われました」と言われたときには、本当にうれしかった。一人でも多くの方に、そうやってハッピーになってもらいたいなって思っています。

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