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スマホの中身を覗き見!【古川ほのか編】

SERIES -スマホの中身を覗き見!

完璧なルックスと魅力的なパフォーマンスで、スキのない姿を見せてくれる女優さんたち。でも、彼女たちだって私たちと同じ人間です。普段どんなことに関心を持って、どんな景色に心を動かされているのでしょうか。

そこで彼女たちの「スマホの中身」を覗き見させていただきつつ、私生活や趣味など、プライベートな一面にフォーカス。他では決して見ることができない写真とそれにまつわるエピソードを、恋人や友達の目線でゆっくり楽しんでください。

今回ご登場いただくのは、落ち着いた雰囲気と独特のセンスが素敵な古川ほのかさんです。

取材・文:吉玉サキ 写真:山本春花 編集:早川大輝

お出かけも寝るときも2匹の愛犬と一緒

――透明のシンプルなスマホケースですね。

古川 シンプルなものが好きなんです。ネイルとかもそうなんですけど、デザイン性が少ないほうが飽きずに使えるから。私、飽き性なんですよ。

――シンプルなほうが日常使いしやすいですよね。ロック画面はどんな画像なんですか?

提供:古川さん

古川 飼ってるシーズーで、2匹とも2歳の男の子です。これは、2歳の誕生日にペット専用の写真館で撮った写真。

――可愛い! それぞれ、どんな性格なんですか?

古川 兄弟なんですけど、1匹はやんちゃで、もう1匹はおっとりしています。もともと1匹だけ飼う予定だったんですけど、「この子たちだけおうちが決まってないんです」と言われて、2匹とも引き取りました。

提供:古川さん

古川 私はあまり家から出ないから、ワンコたちとずっと一緒にいるんですよ。寝るときも、ごはんのときも一緒。うちの子たち、私とずっと一緒にいるからか人間みたいなんです。枕を使って布団かぶって寝るんですよ(笑)。本当に、我が子みたいに愛しいです。ホームセンターとか、ペットOKの場所には必ず連れていきます。

提供:古川さん

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――ワンちゃんたちと、どんな場所にお出かけするんですか?

古川 電車に乗って、知らないところで降りて散歩するのが好きです。ここで撮った写真をブログにアップしたら、首都圏だと思われなくて、「地方ロケですか。楽しみにしてます」みたいなコメントが来ました(笑)。

提供:古川さん

お出かけは展覧会や大学生ごっこ

――最近、印象に残っているお出かけは?

古川 イラストレーターの大島智子さんの展覧会に行きました。可愛い女の子のイラストを描く方で、高校生のときからずっとファンなんです。SNSで展覧会の情報を見つけたら必ず行っています。

提供:古川さん

提供:古川さん

――素敵なイラストですね。絵を観るのがお好きなんですか?

古川 好きです。東京都美術館で開催されたエゴン・シーレ展にも行きました。そんなに芸術がわかる人間じゃないんですけど、美術館に行くことは好きなんです。充実した休日を過ごしてる気分になるので(笑)。

――映画館はどうでしょう?

古川 映画館も好きです。一番最近観たのは『MEN 同じ顔の男たち』という映画。『ミッドサマー』と同じ制作会社が作った映画なんですけど、この会社が作るホラーがすごく好きなんです。映画は暗い話を好んで観ますね。

――制作会社まで把握してるなんて、かなりお好きなんですね! 映画以外でも、他に好きな作品はありますか?

古川 『星の王子さま』が好きです。これは、箱根の星の王子さまミュージアムに行ったとき。作者のサン=テグジュペリの生い立ちとか、『星の王子さま』に出てくるキャラクターが展示されてるんです。すごくにぎわっていて、「私以外にも『星の王子さま』好きな人がこんなにいるんだ!」って嬉しくなりました。

提供:古川さん

――同じ作品を好きな人に出会うと嬉しくなりますよね。他には、最近お出かけしましたか?

古川 これは友達の大学に遊びに行ったとき。私は専門学校だったので、大学に憧れがあって。授業がない日に行かせてもらって、大学生ごっこをしました。

提供:古川さん

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――大学生の気分はどうでしたか?

古川 「私いま女子大生だ~!」みたいな(笑)。満喫できました。小説が好きなので、もし大学に行けるとしたら文学部に行きたいですね。

語りだしたら止まらない! 小説が大好き

――小説が好きとのことですが、どんな作家さんの作品を読むのでしょう?

古川 小川洋子さん、江國香織さん、森見登美彦さん、桜庭一樹さんが好きです。生きていると、わざわざ言葉にしないような、一瞬で消えてしまう感情ってあるじゃないですか。 そういう感情を丁寧に言葉にする作家さんが好き。

「読書はつまらない」って言う人もいるけど、それは、たまたま手に取った本がつまらなかっただけだと思うんです。自分が衝撃を受ける本に出会えたら、どんな人でも読書にハマると思います。

提供:古川さん

提供:古川さん

提供:古川さん

――小説を読むようになったきっかけは?

古川 中学の頃に朝の読書の時間があって、友達が桜庭一樹さんの『少女七竈と七人の可愛そうな大人』を貸してくれたんです。読んでみたら、子ども心にものすごい衝撃を受けました。

――どんな作品なんですか?

古川 とんでもなく美しく生まれた女の子が主人公で、小さな町に住んでいるんですけど、父親が町の誰かわからないんです。だけど成長するにつれて、幼馴染の男の子と顔が似てきちゃう……ってお話です。この小説は今もすごく好きで、特に好きな文章は写真に撮って残しています。

提供:古川さん

古川 他にも、読んでいる本の好きな一節は写真に撮っています。すぐに忘れちゃうから、記憶に残したくて。

提供:古川さん

――こんなにたくさん! 小説が大好きな気持ちが伝わってきます。

提供:古川さん

古川 ここは本がたくさんある喫茶店。老夫婦がやっているお店なんですけど、昔の本がたくさんあって落ち着くんですよ。インテリアもレトロで可愛くて大好きです。

――素敵な雰囲気のお店ですね。古川さんは読書家ですが、ご自分で文章を書いたりはしないんですか?

古川 お仕事でコラムを書いている女優さんがけっこういらっしゃるので、私もやりたいです。そういうお仕事をもらうには自分から発信するしかないと思って、今年から「ふるかわほのかの誰も読まない日記」というブログを始めました。ブログまで読んでくれる方はごく一部だろうと思って、素を出して好き勝手に書いていたら、「もっと好きになった」って言ってくださる方が多くて……。すごく自信になりました。

提供:古川さん

――ブログの文体から、インターネットに親しんでいる印象を受けました。

古川 インターネット大好きです(笑)。学生時代、部活やってないし友達も少なかったんで、パソコンが友達でしたね。ニコニコ動画とかめちゃくちゃ見てました。ネット文化にどっぷり浸かってきましたね。

最近、女優さんの友達ができた!

――最近、嬉しかったことは?

古川 番組で共演する機会があって、未歩ななちゃんとお友達になりました! すごく可愛いんですよ 。控え室でも一人でずっと喋ってる。お弁当のふたを開けるとき、「パッカーン!」とか言うんです(笑)。なんだかワンコみたいで大好きですね。

提供:古川さん

古川 番組の企画で体力測定をやったんですけど、撮影の前に「私、運動音痴なんだよね」って言ったら、「ほのかちゃんも出るなら私ビリじゃないかも~」ってナチュラルにディスられました(笑)。そうやってイジってくるくらい、心を開いてくれてるのが嬉しいです。

――未歩さんとはプライベートでも遊ぶんですか?

古川 いえ、まだプライベートでは会ったことがないんです。そのうち、ごはんとか行きたいな。

――行けるといいですね! お友達と会うときはどんなお店に行くんですか?

古川 私はお店に詳しくないんですけど、この前、高校の友達と恵比寿のおしゃれなカフェに行きました。プリクラ機の前に有料でヘアアイロンを貸し出してくれるスペースがあって、そこで髪を直したり(笑)。唯一仲のいい友達なんですけど、すごく可愛いんですよ。

提供:古川さん

提供:古川さん

――最後に、今後プライベートでやってみたいことは?

古川 引きこもりだから、遠くに行ってみたいです。旅行の経験が少なくて、沖縄も北海道も行ったことがないんですよ。だから少しずつ行動範囲を広げていきたいです。アクティブになれるよう頑張ります!

本が好きなだけあり、感性豊かで語彙が豊富な古川さん。これをきっかけに、コラムのお仕事が来るといいですね。今後も古川さんの活躍を心から応援しています!

 

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