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COVER MODEL Vol.33 本郷愛「みんなに安心してもらえるような、癒やしの存在になれたら」

SERIES -COVER MODEL

場所や世代やジェンダーにとらわれず、あなただけの自由な明るい未来へ向かえるように応援する――
fempassは、そんな気持ちを込めたメディアです。
カバーモデル連載では毎月、豊かな感性と多彩な視点で生きていく人々の姿をお届けします。
第33回目に登場するのは、本郷愛さん。
キュートなルックスに美しいスタイルで、ファン人気も高い本郷さん。
お仕事のモチベーションや私生活のこと、仲のよい女優さんや今後の目標など、たくさん聞かせていただきました!

写真・羊肉るとん
文・イワイユウ
衣装・Yumiko Idogawa

本郷愛 プロフィール
2020年デビュー。高校3年間、アメリカ合衆国とカナダに住んでおり、3カ国語を話せる帰国子女。才女ながら天真爛漫な雰囲気と、抜群のくびれボディーで人気を得ている。

グラビアアイドルも参考に!勉強熱心な美意識

――今年4年目を迎える本郷さん。お仕事のモチベーションはなんですか?

本郷 愛(以下、本郷)ファンのみなさんとお会いすることです!最低でも2週間に1度はイベントをしているんですけど、会うたびにどんどんみなさんを好きになるし、私も楽しんでいます。

最初は緊張した顔をしているのに、何回も会いに来ていただくうちに、一人ひとりの内面を知れたり、お互いにしかわからない話題ができたりして、どんどん壁がなくなっていく過程がうれしいんです。

たくさん笑い合ったり、ふざけたり…みたいな関係になれたファンの方がたくさんいて、本当にありがたいですね。

それと、映像に写る仕事をしているので、いろんな角度から撮られる緊張感がモチベーションですね。常に綺麗に見られたいから、努力をしようと思えます。美意識が維持されているのはこの仕事のおかげだなと感じますね。

――自身の見せ方にこだわりはあるんですか?

本郷 スタイルだけではなく、ポーズや身体の形の見え方も気にしていますね。特に「くびれが綺麗だね」ってよく言われるので、くびれを意識したポージングを勉強しています。

――どなたかを参考にしたりとか?

本郷 写真の映り方は、女優さんよりもグラビアアイドルさんを参考にしています。もともとグラビアアイドルが好きで、デビュー前から写真をたくさん見ていたんです。

具体的にどなたかを参考にしたというよりも、このグラビアの写真が素敵だなとか、ポーズがいいなとか、この身体がすごい綺麗だな…って感じで見ています。この人というこだわりはなくて、みんな綺麗だな〜!って見て、いつも感動しちゃいます。

仲良しはあのベテラン女優さん!ママみたいな存在

――私生活のお話も伺いたいです。休日はどうやって過ごされていますか?

本郷 ワンちゃんを飼っているので、愛犬と遊ぶことが多いです。それと、映画が好きなので、映画館で好きな作品が上映されていたら足を運んだりとか。おうちで映画を観ることも多いですね。

あとは、お散歩が好きなんです。3時間くらいしていることもよくあります。音楽を聴いたり、YouTubeを流したりしながら、適当にあてもなく歩いて、疲れたら帰るみたいな感じです。

歩いている最中はスマホも触らないので、特に何を考えるでもなく、景色を見たりして頭を真っ白にできるんです。そこが、散歩のいいところですね。

――旅行もお好きだと伺いました。思い出に残る場所は?

本郷 一番好きなのは、チェコのプラハです。穏やかで、絵本みたいな街並みなんですよ。建物の色づかいがみんなパステルカラーで本当にかわいいんです。歩いているだけで癒される場所なので、また絶対に行きたいですね。

――今後行ってみたい国はありますか?

本郷 スペイン留学していた親友におすすめされた、地中海のビーチのエリアに行ってみたいなって思ってます。世界一のヌーディストビーチと呼ばれる場所があるほど、開放的な空間らしいんです。

それと、コロナもだんだん緩和されてきたので、お仕事で海外に行く機会も増えたらうれしいですね。

――コロナでなかなか海外に行けなかったですもんね。

本郷 写真集の撮影も、デビュー以来ずっと国内でしたし、イベントでも行けたらいいなと思います。

学生時代の留学先のアメリカとカナダにも、お仕事で行く機会があったらいいですね。

――ちなみに、女優さん同士で情報交換したりすることってあるんですか?

本郷 一緒にイベントをしたり、バラエティー番組に出たことがきっかけで、同じ事務所の白石茉莉奈さんにとてもかわいがっていただいているんです。プライベートでよくごはんに行ったりしてい ます。

そこで悩みを聞いてもらったりして、もうママみたいな感じです。めっちゃ甘えてます(笑)。

ハリウッド…よりも、安心してもらえる存在に

――今後の目標は何ですか?ウィキペディアには「ハリウッドに挑戦したい」という記載がありましたが、今はどうなのかなと。

本郷 まず、「ハリウッドに挑戦したい」は話が盛られてるんですよ(笑)。そこまで言ったつもりはなかったので、びっくりしちゃいました。みんなにイジられるので、ちょっと恥ずかしいです。

そうですね、女優4年目を迎えた目標は…3年の間に、さまざまなジャンルをひと通り経験させていただいたので、また同じジャンルの作品を撮るときに、過去の自分を超えることですね。

――経験のあるジャンルをまた撮影するとなったら、前作を観直したりしますか?

本郷 自分の作品は恥ずかしくて観られないんですよ(照)。なので、前作の撮影を思い出してどうやったら変化をつけられるか考えたり、プロデューサーや監督にたくさん相談したりしています。

――自分の作品、意外と観ないんですね。

本郷 サンプル画像も見れないです。パッケージが限界(笑)。

――恥じらいがあるんですね(笑)。では最後に、自分の将来を思い描いたときにイメージするカラーを教えてください。

本郷 緑色がいいな。平和なカラーですよね。自然の感じもあるし、柔らかいイメージ。平和に過ごしたいから、グリーンがいいです。

デビューした頃は意識高め!って感じでギラギラしていたんですけど、もちろん意識は高いまま、もっと穏やかに過ごしたいなと思っています。

――穏やかに切り替わったターニングポイントがあったんですか?

本郷 デビューしてから2年ほどは本当にひたすら走ってたんです。他のことは何も考えず、とにかく仕事をしていました。

2年間、後悔がないようにできることはしてきたなと思ったときに、自分のことをちゃんと見つめていなかったなと気がついたんです。もうちょっとプライベートを見つめ直したりとか、もっとほかのものに目を向けることも大切なのかなって。精神的にすごく追い込んだ2年間も必要だったけれど、今後はもっと平和に過ごして、ちゃんと身体も休ませてみようと思ったら、いつのまにか平和主義になりましたね。

これまでは、オンオフの切り替えが上手にできなかったというか、オンだったスイッチを切ってしまうのがこわかったんですよね。休みの日もずっとオンで、仕事のことしか考えられなくて。

でも今は、愛犬を飼い始めたことで、ワンちゃんと遊んだりお散歩をしたりして、休息を少しずつ取るようにしたらうまくスイッチを切り替えられるようになったんです。もちろん仕事も全力で挑みながら、自分の体調や心の状態も考えられたらいいなと思っています。ちょっと大人になったというか、落ち着いたんですかね。

――少し大人になって、自分を見つめることの大切さがわかってきたんですね。

本郷 平和に穏やかに、自分をコントロールしながら過ごせたらいいですね。今はまだ、全然余裕がないときもあるんです。

いるだけで、場を和やかにしてくれる人っているじゃないですか。そんなふうに、みんなに「愛ちゃんがいるから大丈夫」って安心してもらえるような、癒やしの存在になれたらうれしいですね。

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