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COVER MODEL Vol.7 三上悠亜「AVは私の強み。観てくれる人に勇気を伝えたい」

SERIES -COVER MODEL

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――fempassは、そんな気持ちを込めたメディアです。

カバーモデル連載では毎月、豊かな感性と多彩な視点で生きていく人々の姿をお届けしていきます。

第7回目は、アイドルからセクシー女優に転身し、いまではアパレルプロデューサーとしても活躍する三上悠亜さん。

今年でAVデビュー6周年を迎える彼女に、気持ちの変化や今後の目標を聞きました。

文・菅原さくら/写真・羊肉るとん

三上悠亜 プロフィール

1993年8月16日生まれ。2015年6月1日にMUTEKIからAVデビュー。現在はエスワン専属女優として(※2021年6月現在)までに80作品へ出演。2016年5月4日、DMM.R18アダルトアワード2016にて最優秀新人女優賞と最優秀作品賞を合わせて4冠を受賞。翌年のDMM.R18アダルトアワード2017では最優秀女優賞を受賞した。恵比寿マスカッツやアパレルやYouTubeなど様々な分野で活躍中。

グループからソロへ。責任だけでなく、やりがいも増えた

――セクシー女優に転身して6年が経ちます。AVというお仕事を、どんなふうに感じていますか?

三上悠亜(以下、三上) 最初のほうは「絡み(相手役との本番行為)って何?」というくらい知識がなかったので、毎日衝撃的でした(笑)。

でも、いまはもう裸になるのも恥ずかしくないし、三上悠亜という存在が生まれるきっかけになったものだから、AVを原点のように感じています。

逆に、撮影に取り組む姿勢は、6年間でほとんど変わっていないかもしれませんね。

大切にしているのは、肩に力を入れすぎず、でもそのときどきで自分のベストを尽くすこと。

AVって正解がないものだから、台本はちゃんと読むけれど作り込みすぎることなく、現場で感じる自分の気持ちを大事にしながら撮影しています。

――やりがいは、どんな部分にありますか?

三上 AVを始めた理由は、有名になりたかったから。

なので、最初のうちはたくさんの方に知っていただけることや、観て喜んでいただけることにやりがいを感じていました。

アイドル時代はグループのなかで埋もれていたし、大勢から見つけ出してもらえるための努力も、ちゃんとできていなかったんですよね。

でも、いまはたった一人で表に出なくちゃいけないし、やったことの責任はすべて自分に返ってきます。

だからこそ大変だけど、昔にはなかったやりがいも感じているんです。

――ひとりになって、仕事やファンへの向き合い方はどう変わりましたか?

三上 SNSは頑張るようになりましたね。

たとえば雑誌やイベントに出演するとき、公式が告知してくれていても、ちゃんと自分の言葉でも宣伝するとか。

それから、ネガティブな発言はしないようにしています。

AVは偏見を持たれやすい仕事だから、暗いことを言ったらみんな心配しちゃうだろうし、自分にも業界にもよくないなって。

だから、なるべくハッピーな部分だけを見せて「こんなに明るい人がいるんだ」って思われたいんです。

――でも、本音を隠してばかりいたら、つらくなっちゃいませんか……?

三上 ときどきは、インスタのストーリーで弱音を吐いたりしてますよ(笑)。

でも、普段そういう面を出さない分、たまに言うとみんながすっごい心配してくれるんです。

「悠亜ちゃんのここが好きだよ」「いつも元気をもらってるから、悠亜ちゃんが元気ないと悲しい」

なんてDMを、読み切れないくらい送ってきてくれて……すっごくうれしいし、仕事を続けてきてよかったなと思いますね。

ファンの方とは、以前よりも信頼関係が深まったと思っています。

三上悠亜さんの撮り下ろしカットを見る

自分のことを決めつけない。好きな自分になるために変化していく

――セクシー女優になって、ずいぶん新しい世界がひらけたようですね。

三上 そうですね。小さなことでいえば、メイクなども変わりました。

昔はいつもセルフメイクだったし、「自分に似合うものはこれだ」と決めつけて、あまり冒険はしなかった。「ファンデはこのくらい塗る」「リップはこの系統」みたいなこだわりも、わりと強かったと思います。

でも、この業界に入ってプロにメイクしてもらうことが増えたら、流行のコスメにもチャレンジできるようになりました。

新しい自分の顔にも出会えるし、そのメイクが好きなファンの方とも接点ができるし、いいことだなって思います。

――お仕事の幅もどんどん広げていますね。恵比寿マスカッツやHONEY POPCORNなど、セクシー女優としてのアイドル活動も楽しそうです。

三上 恋愛禁止とかには向いていないけれど(笑)、歌って踊るのは好きだったし、またステージに立てたらいいなという思いはあったんです。

でも、マスカッツは自分が思い描いているアイドル像とは180度違っていて、衝撃を受けましたね(笑)。

バラエティでストッキングをかぶせられたり、ローションでぬるぬるにされて蹴っ飛ばされたり、いままでやったことのないお仕事ばかり経験させていただきました。

でも、そういう現場に対応していくことでキャパシティがすごく広がったし、自分の殻は破れたなと思います。

――どんなお仕事にも前向きに取り組んでいる三上さん。何かに悩んだときは、どう対処しているんですか?

三上 自分のことで悩むとしたら、それは自分がどうにかして変わるしかないから……どうやって解決していけばいいかを、ひとりで常々考えていますね。

だから、状況を人に話すことはあっても、どうしたらいいか相談することはあんまりありません。

昔は、ダメなところも含めて「なるようになるだろう」って楽観的だったんですけど、いまは違います。ダメなところはちゃんと向き合って、変えていきたい。

「なるようになる」でいい部分、よくない部分を、ちゃんと線引きできるようになってきた気がします。

自分次第で、人生はいくらでも変えられる

――自分や将来をイメージして思い浮かべるカラーは何ですか?

三上 ホットピンクです。

本名にも「桃」が入っているし、ピンクはずっと好きな色ですね。

プロデュースしているアパレルブランド「miyour’s」のコンセプトカラーもそうだし、年齢を重ねてもピンクを好きな自分でいたいなって思います。


――三上さんといえばピンク、というイメージの方も多いと思います。

三上 それはすごくうれしいですね。

パキッとした強い赤とかより、優しくて親しみやすいイメージを持ってもらえているのかな。でも、内面はグレーですね(笑)。

ブラックなわけでもホワイトなわけでもない、いろんなことをわりと冷静に考えている……みたいな色です。

――逆に魅力的だと思います! 今後は、どんなふうに活動していきたいですか?

三上 他人からは波乱万丈に見えるかもしれないけれど、いまの私って、楽しいことがいっぱいできているんです。

好きな仕事をいろいろやらせてもらって、毎日やりがいや喜びを感じています。

AVデビュー時には「AV落ち」ってたくさん言われたけど、自分としてはアイドルになったのも辞めたのもAVに出たのも、人生のなかで起きた「単なるひとつの出来事」。

自分次第で、人生はどれだけでも変えられるよって思います。だから、自分が人生のどん底にいると落ち込んでいる方に、私の姿を見て少しでも勇気を持ってもらえたらうれしいです。

――最後に、有名になるという目標を果たしてもなおAVを続ける理由を、教えてください。

三上 AVをやって有名になったわけだから、その軸をなくしたら存在意義がなくなっちゃうし、つまらないと思うんです。

「もうAVやらなくてもほかの仕事がいっぱいできるよ」と言ってくださる方もいるけれど、できるとかできないとかじゃなくて、私にとってはAVを続ける意味があるんですよね。

いろんな活動をしながらAVに出ているということが、私の強みなんだと思います。

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