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COVER MODEL Vol.37 七沢みあ「みんなに愛していただいているから、私もずっと愛を返したい」

SERIES -COVER MODEL

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カバーモデル連載では毎月、豊かな感性と多彩な視点で生きていく人々の姿をお届けします。
第37回目に登場するのは、七沢みあさん。
小柄でかわいいイメージのある七沢さんですが、強い意志と努力を惜しまない姿勢も魅力的な女性。その思いと将来像を聞かせていただきました。

写真・羊肉るとん
文・イワイユウ
衣装・Yumiko Idogawa

【プロフィール】
七沢みあ
2017年デビュー。小顔とスタイルの良さから、衣装ブランドなどのランウェイモデルも務めている。コスプレイヤーとしても活動。

憧れていた三上悠亜ちゃんの引退を見送れた喜び

――デビューしてから6年が経過しました。今改めて感じるお仕事の楽しさを教えてください。

七沢みあさん(以下、七沢) 3年ほど前のCOVER MODELのインタビューから変わらず、本当にこのお仕事が大好きで、何がというよりも、七沢みあとしていられる今がひたすら楽しいです。

――マインドは変わらずなんですね。では、女優人生の中でいちばん心に残ることは?

七沢 最近だと、8月にあった三上悠亜ちゃんの引退イベントにゲストとして呼んでいただいたことです。私はデビュー前から悠亜ちゃんのことが大好きだったんですが、女優歴も違えばメーカーも違うし、お会いすることはないかなと思っていました。

でも、あるとき一緒にロケをさせていただく機会があって、それからお仕事もちょこちょことご一緒して仲良くしていただけるようになったんです!

この業界に入る前からずっと憧れていた人の引退をすぐそばで見送ることができたのは、自分にとって大きな出来事でした。最後の日を見届けられたし、控室でもたくさんお話をさせていただいて、本当にうれしかったです。

――憧れの人の節目に立ち会えるなんて、夢のようですよね。

七沢 デビューしたときに、まさか引退イベントに呼んでいただけるほど仲良くしてもらえるだなんて思っていなかったので、あの頃の私に教えてあげたいです(笑)。

引退イベントのお話をいただいたときは、まさか自分が呼ばれるだなんて…いいんですか!?って。今まで頑張ってよかったなと思いました。悠亜ちゃんのファンのみなさんと笑顔で見送れたことが、印象に残っています。

プロ意識と努力を続けられる理由

――お仕事のやりがいや、モチベーションを保つ方法は何ですか?

七沢 自分の中でスイッチを入れることを大切にしているんです。デビューしたときからずっと、スタジオに入る前に自分でできることを全部しておきたくて、家を出る3時間前には起きて準備をしています。

――3時間前!素直に、すごい…。

七沢 朝から撮影の日はだいたい4時ごろに起きるので、一見大変なことのように思えますよね。でも、こうして準備しながら徐々にお仕事のスイッチが入るんです。モチベーションを保つ意味でも、このルーティーンは絶対に崩さないようにしています。

パックをして顔のむくみをとって、髪を整えて分け目もいつもと変わらないように…全部自分でやって、完璧な状態にしてから家を出るのはデビューしたときから徹底しているんです。

――すばらしいプロ意識ですね。

七沢 作品って一生残るものだから、大切にしたいんです。それに、こうして準備をしているうちにどんどんテンションが上がってきて、撮影現場に入る頃には元気いっぱいでいられるんです。

そうすると現場の空気もよくなるし、私だけでなくみんなが気持ちよく仕事ができるようになるからいいなって。

――努力を続けるのって難しいと思うんです。続けられるコツってなんですか?

七沢 準備をしないで現場に行って、その日の仕事がうまくいかなかったときに、やっておけばよかったって後悔したくないんです。もちろん、どうしてもうまくいかないときや、どんなに頑張ってももうちょっとできたなってことが起こったりもすると思います。

でもそんなことが起きても、撮影までに自分ができることをやっておいたうえで、失敗して後悔するならまだ消化できるけど、やることもやらずに行って、うまくできなかったっていうのはちょっと違うのかなって。だからこそできることはできる限りしてから現場に入りたいって思って、徹底しています。

――そんな努力もあるからか、七沢さんって完璧なイメージがあるのだと思います。

七沢 完璧主義が行きすぎて息苦しくなることもあったんですけど、やっぱりどんな仕事でも自分でできることはやりたいし、できる限りベストを尽くしたい。

イベントでも、こんなことをしたらファンのみなさんが喜んでくれるかなとか、こういう服を着たら喜んでくれるかなっていう風に、いろいろ考えて準備するのも楽しいんです。

撮影も結構前から衣装や髪型を教えていただいて、それに合わせた小物を探して、買って持っていくこともあるんです。たとえ使わなかったとしても一応用意はしたいんですよ。メーカーさんには連絡を密にしていただいて申し訳ないなとも思っているんですけど…。

――きっとたくさん考えていらっしゃるので仕事で頭がいっぱいになることもあると思うんですが、リラックス法はあったりするんですか?

七沢 リラックス法を教えてほしいんですよ〜(笑)。休みの日も、次の仕事、またさらに次の仕事のことを考えてしまって、休んでるのに休んでないみたいな状態になりがちなんです。もともとインドアだから、外に出るのもあまり好きじゃなくって。

旅行に行くのはどう?って言われることもあるんですけど、知らない場所よりも家にいるほうが気を抜けるタイプなんです。でも家にいるとまたいろいろ考えて、あれを準備しようかなとか始めちゃって、結局せかせか動いて、マネージャーとずっと電話しちゃったりして。逆に、いい息抜きがあったら教えてください(笑)。

みんなにもらった愛をお返ししたい!

――将来を思い浮かべて、イメージする色を教えてください。

七沢 薄めのグレーです。どんな役にも染まれるように白。でも自分の色も抜けない意味で黒。合わせて、グレーかなって。

最近は女優以外の仕事や、海外に行くような仕事もいただけるようになって、今後はさらにいろんな仕事に挑戦したいと思っています。ぱっと見は私じゃなくてもいいのでは?と思うような仕事も、先入観で断らずに、とりあえず全部一度はやってみようと考えているんです。

こんなこともできるよっていうのをいろいろと見せられたらという意味でも白を最初に思いついたんですけど、これだけは譲れない、染まらないっていう意志が黒かな。でも、あまり黒が濃すぎるとちょっとガツガツしそうだったので、薄めのグレーにしました。

――七沢さんの意志の強さも、魅力ですよね。

七沢 人としてこうありたいって思う自分がすごく強いんですよね。自分の持っている芯みたいなものは絶対に揺るがせたくないっていうのは、デビューからずっと一貫しています。

でも、どんな仕事をするにも、どんなことをしたらファンのみなさんが喜んでくれるかなってことから始まります。思いを汲んだり、要素を足したり、新たなことに挑戦する柔軟性を持てるのは、ファンのみなさんが支えてくださるおかげだと感謝しています。

それと先日、事務所の社長と話したときに、私が誰に対しても愛を持って接しているところがすごく好きだと言っていただけたんです。「みんなに愛を与えている人間だから、ずっとそのままでいてほしい」って。

自分としては意図している訳ではなくて、みんなのことが大好きだからやっていることだけど、ファンやスタッフのみなさんへの感謝の気持ちは絶対に忘れちゃいけないと思っています。

――自分でたくさん努力して、そのうえに人にやさしくできる心の余裕がきちんとあるって、並大抵ではできないことですよね。

七沢 自意識過剰かもしれないけど、ファンのみなさんからも事務所からもメーカーからもすごく大事にしてもらって、愛されてるっていつも感じているんです。だからそれをお返ししたい。愛をただ与えているというよりは、もらった分をお返ししているという気持ちです。

――ギブとテイクってことなんですね。

七沢 そうです!もらったから返してるっていうだけなんです。愛されてるし、優しくされてるから、私も愛したいし、優しくしたいと思える。

母に仕事の話をたくさん聞いてもらっているんですけど、ずっと母にもらっている愛情を、順番にいろんな人にお返ししているって思っています。愛情深い母の影響もあるかもしれません。

――最後に、今後やってみたいお仕事をお聞きしたいです。

七沢 私はもともとコスプレイヤーをしていたんです。昨年の冬からコミケに出展側として参加したことで、もっと好きなことをやっていけたらいいなという思いが強まりました。コスプレやアニメが大好きだから、そういった仕事がもっと増えたらいいなと思っています。

――好きなことと仕事をマッチングさせるイメージですかね。

七沢 そうです!来た仕事をただ受けるだけでなく、自分の好きなものに能動的に近づいていくのが理想です。

ただ、どんな仕事も初心を忘れずにやっていきたいと思っています。振り返ってみると、デビュー2年目あたりは天狗になっていたんですよね…。でもそれって態度や表情に出て、ファンの方にも伝わっちゃうんですよ。

そのときに、自分がどうありたいかっていうのを一度考え直したんです。ちゃんと天狗の鼻が折れたので(笑)、謙虚に、努力することを忘れずにこのお仕事を続けたいと思っています。

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