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#古着女子 vol.7 山岸あや花【後編】

あなたは、どんな服が好き?
私たちの生活に欠かせないファッション。自分のために着る服も、誰かのために着る服もあるでしょう。あんな服やこんな服、本当はもっと、いろいろ着てみたい。それに……大好きな推しのファッションだって、あんなテイストやこんな服、いろんなあの子を見てみたい。今回は山岸あや花さんが、原宿のユーズドセレクトショップ『Business as Usual』の服を着て、裏原宿のストリートでスナップも撮影。

写真・TOYOHIRO MATSUSHIMA / 文・ミクニシオリ

Business as Usual

🏠Open 14:00〜20:00

東京都渋谷区神宮前3丁目20-5 2F

03-3479-4595

STYLING #3
ファーデニムで作る冬のデートコーデ

グラデーションカラーがかわいいニットにファーのついたデニムを合わせて、平成のメロドラマに出てくるヒロインのようなカジュアルで可愛らしいコーデに。シンプルなヘアスタイルで、プライベート感を彷彿とさせます。

山岸あや花(以下、山岸)こうやって色んな服を着て、その度色々な自分になるのは楽しいですね。ゆったりしていて着心地もいいし、この服だったら旅行の時とかにちょうどいいかも。

前編のクールな表情からは一変して、可愛らしいポーズも。

山岸 撮影の時は、カメラマンさんや周りのスタッフさんがかけてくれる言葉を聞きながら、なるべく素直にポージングするようにしています。周りの皆さんが私のいいところを教えてくれるから、自由に動けるんです。

山岸 服はなんでも着てみたいなって思う。お仕事を通して作品によって違う自分を演じるのも、けっこう好きです。演じている瞬間もそうだけど、その後耳にする感想やレビューは、自分にとっても参考になるものも多くて。ほんと、山岸は皆さんに成長させてもらっているんですよ。ファンの皆さんにも関係者の皆さんにも、感謝が止まらない。

感謝は、口に出して伝えるようにしているという山岸さん。現場に入る時も、帰っていく時も「ありがとうございます」と自然に笑いかけてくれます。

山岸 昔は、自分ってこだわりが強いタイプなのかなとも思っていたんですけど、ここにきてけっこう、自分という呪縛から開放されはじめている気がしています。私が好きって思えるものとか、楽しいと思えることにチャレンジするのもいいんだけど、周りのみんなに喜んでもらえる活動ができた時が、一番うれしいですね。

山岸さんの笑顔は、少しくしゃっとした柔らかい笑顔。その柔和さで、いつの間にか周りの雰囲気も明るくしてくれます。

山岸 自己分析はしっかりしちゃう方ですが、最近は自分とばかり向き合っていても仕方ないなと思います。関わっている誰かがいてこそ、自分らしさが分かるというか。自分はこうだぞ!ってアイデンティティがあるのも素敵なことだけど、私はその場その場で、自然に溶け込める自分でいるのがラクだったりもします。

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