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COVER MODEL Vol.14 八木奈々「肩の力を抜いた先に、きっと“私ならではのエロ”もあるはず」

SERIES -COVER MODEL

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fempassは、そんな気持ちを込めたメディアです。

カバーモデル連載では毎月、豊かな感性と多彩な視点で生きていく人々の姿をお届けしていきます。

第14回目は、セクシー女優・八木奈々さん。

デビューからずっと、自分と向き合いながら少しずつ歩みを進めてきました。

来年にはテレビの冠番組「奈々のトビラ」もスタート。

この2年間の変化やこれからのことを話していただきました。

文・菅原さくら/写真・羊肉るとん

八木奈々 プロフィール

2000年9月3日生まれ。2019年12月13日MOODYZ専属女優としてAVデビュー。
現在(※2021年12月現在)までに約24作品出演。2021年以降はドラマ出演を果たし、来年TV冠番組がスタートするなど幅広く活躍中。

 

人からフィードバックをいただけることがありがたい

八木奈々(以下、八木) 2周年でインタビューの機会が重なりそうだから、今日はどんなことをお話しようか、メモをつくってきたんです。

――ありがとうございます! その行動だけでも、八木さんが誠実にお仕事されているのがわかります……! ではあらためて、セクシー女優という仕事の面白さを聞かせてください。

八木 よくも悪くも人に見られる仕事だから、いろんなフィードバックを受けられるのは面白いなと思っています。

自己評価をするのが苦手だから、褒め言葉もアドバイスも、どちらもうれしいです。

――でも、人に見られて評価されるの、ありがたいけれど怖くもないですか?

八木 確かに昔は、よかれと思ってしてくださるアドバイスまでマイナスにとらえて、傷ついたりもしちゃってましたね。

そんな自分がイヤで、また落ち込んだりして……。だから最初のころは、周りのくれるアドバイスも全部「褒め」でしたもん。

――ダメ出しじゃなくて、いいところに気づけるような言葉がけからはじまった、と。

八木 だと思います。でも、何作目かで初めて「あそこはこうしたほうがいい」的なアドバイスをいただけたんです。

それまではダメ出しされるのが怖かったんですけど、以降は「ありがたい、もっとほしい」と思えるようになりました。

――どうしてポジティブに受け止められるようになってきたんでしょう。

八木 ちょっとは自信がついたのかな……? 

私は、本当に自己肯定感が低くて、自分を否定してばかりなんです。でも、事務所の方々やスタッフさんはいつも「そんなことないよ。素敵だよ」って、私を肯定してくれて。

ネガティブな人を隣ではげまし続けるのって、すごく大変だと思うんですよね。なのにそれをやり続けてくれた人たちがいたから、少しずつ前向きになってきたんだと思います。

人とも自分とも、向き合い方が変わった

――デビューして2年、なにか変化はありますか?

八木 基本的に一人でいるのが好きだったけど、この仕事は本当にたくさんの人とお会いするから、周りとよく話すようになりました。

昔は、なにか悩んでいるときも自分だけで考えて解決しようとするタイプだったんだけど……いまは、悩んでいるときこそ人と会話して、周りの考えからヒントをもらうんです。

誰かと話すことで、かえって自分の内側に向き合える、というか。

――自分との向き合い方が変わったんですね。

八木 一人でぐるぐる考えてると、よくないほうに思い詰めたりしちゃいますしね。

でも、誰かの言葉とか見聞きしたものとか、いろんなことですぐうれしくなったり傷ついたり考え込んだりしちゃうのは、自分のいいところでもあると思っているんです。

すべての物事に対して、ちゃんと向き合えているってことだから。

――本当にそう思います。仕事との向き合い方は、どんなふうに変わってきましたか?

八木 一年目は「どうすれば“私ならではのエロ”になるか?」をずっと考えていた気がします。

事務所の方々は「奈々ちゃんはそのままでいいんだよ」と言ってくれるけど、それが逆に不安で。

自分じゃない自分になりたくて飛び込んだ世界だったから、ありのままをさらけ出すことにも恐怖を感じていたんです。

だから、設定や細かい演技の指示をつけてもらえるほうが安心で……とか言って、当時の私がそれをちゃんと演じきれたかっていうと謎なんですけど(笑)。

――「私ならではのエロ」、見つかってきてますか?

八木 いまは、そういうのないんだなって思ってます。正解も間違いもない。

でも、撮影が終わったとき「楽しかったな」とか「気持ちよかった」とかって素直に思えた作品は、売り上げやレビューもいいなって気づきました。

自分なりにちゃんと向き合えた作品は、観た人も何かを感じてくれるんですよね。そういうことの積み重ねが「私ならではのエロ」につながっていくんだろうなって、いまは思っています。

八木奈々さんの撮り下ろしカットを見る

肩の力を抜いて、次のステージに

――来年は、冠番組『奈々のトビラ』(つくばテレビ)もスタートしますね。

八木 ありがたいです。でも、グラビアやテレビ、お芝居などのお仕事は、AV女優の八木奈々をより多くの人に知っていただくためのツールだと思っています。

いつか引退するときには、AV女優として終わりたいので。

――それは、どうしてですか?

八木 もちろん、これから別のジャンルのお仕事にすごく興味がわくかもしれないし、今後どうなるかはわからないけど……私、自分からこの業界に入ったんです

だからいまはまず、自分の選択が間違ってなかったって思えるところまで、この仕事をやり切りたいんです。だから、AVをステップにして女優やタレントになるとか、考えていません。

――本当にひたむきですね……! ストレス解消の時間とか、ちゃんと取れてます?

八木 お料理とかお菓子づくりには助けられていますね。楽しい気持ちのときに作ればより楽しくなるし、落ち込んでいるときにはちょっと自分の心を安定させてくれる時間です。

――さっき、カメラマンのるとんさんの誕生日プレゼントにパウンドケーキを渡してましたね。

八木 るとんさんはお酒が好きだから、お酒に合うレシピにしてみました。

祖母に料理を教わって、それからずっとキッチンに立つのが好きなんです。ファンの方からいただくお菓子の材料や調味料なんかも、いつもありがたく使っています。

――では最後に、自分や将来をイメージして思い浮かべる色を教えてください。

八木 これからの私は答えが見つかっていないという意味で、真っ白にします。

いままではつい、考えすぎて自分をがんじがらめにしちゃうところがあったんですけど、今年はもっと肩の力を抜いていきたい

なんでも自分だけで決めようとせず、ときには周りを信じて委ねてみるのも、可能性を広げてくれそうですよね。

いろんな人とコミュニケーションとりながら、新しいことにも挑戦して、前向きにやっていきたいです。

八木奈々さんの出演作品をチェックする(FANZA)