いざ、バーレスク東京へ！
東京・六本木、どこからともなくエンタメの風を感じる大人の街に佇むバーレスク東京は気になる場所の1つだ。
「かわいい女の子を拝みに行きたい」という気持ちは嘘じゃない。しかし「ルールやマナーがわからない」「そもそも1人で行っても良いものか」「どれくらいお金を使うのだろうか」など、さまざまな理由が脳裏をよぎり、ファンの方が投稿している動画を見るにとどめていた。
そんなバーレスク東京に行けると聞き、2つ返事で引き受けたこの日の取材。一歩足を踏み入れると、異世界が広がっていた。
まず、入口から続く階段の壁には、キャストの女の子がラッピングされており、「これから、この人たちに会えるのか…！」と期待で胸が高鳴る。
ちなみにバーレスク東京の料金体系は、ノーマルプランが1ドリンク＋ショーの鑑賞で6500円。女子会プランというので予約をした場合は、1ドリンク＋ショーの鑑賞＋光る棒がセットで5000円とのこと。
さらに、女子会プランの場合は1週間前までの予約で4000円、前日までの予約だと4500円で楽しめる。
十人十色、バーレスクに魅せられ働き始めたタレントたちの声
さて、言うまでもない話ではあるが、バーレスク東京の主役はなんといっても、そこで働くタレントたち。
ステージの上で煌びやかにパフォーマンスするバーレスクのタレントになる道を選んだ彼女たちもまた、バーレスクに魅せられた1人であるといえる。
なぜ、彼女たちがバーレスクで働き始めることになったのか。ショーがスタートする前に、バーレスクで活躍する3人のタレントに話を伺った。
「挑戦できる場所が与えられる」TOMOMIさん
1年前からバーレスク東京で働いているTOMOMIさん。バーレスクを知ったきっかけは、同じくタレントとして働くNOAさんだったそう。
TOMOMI「実はNOAさんとは専門学校の同級生だったんです。それで何気なくInstagramを見ていた時に、NOAさんがバーレスクで働いているのを知って“これはどこ？ 今働いているの？”と聞いて、見に行ってみたいなと思うようになりました。
それで実際に行った時に、キラキラしている女の子たちを見て、自分も受けてみようと思ったんです。実は高校生のころアイドルが好きで、アイドルになりたいなと思っていたこともあったのですが、人前に立つのが苦手だったり、恥ずかしがり屋な性格が勝っちゃって（笑）。エンタメ業界に興味はあったものの、行動に移したのはこれが初めてでした」
しかし、いざバーレスクのタレントになると、最初は苦労もあったとのこと。
TOMOMI「ダンス未経験で入ったので、先輩にダンスを教えてもらっても、本当にわからないことだらけでした。電車に乗りながら、歩きながらもずっとダンスのことばかり考えていましたね。
でも、1年経った今では、ポールダンスを練習して、演目として披露できるようになりました。
バーレスクで働いて幸せなのは、キラキラできるのはもちろん、自分の限界を超えるくらい挑戦できる場をもらえること。これからもキラキラし続けられるよう頑張りたいです」
「レジェンドの表現力と技術を追いかけていきたい」NANOさん
バーレスク唯一の姉妹ダンサーNANOさんは、バーレスク東京で働き始める前、塾講師をしていたそうだ。
NANO「もともと教員免許を持っていて、塾講師として働いていました。ですが、コロナ禍になってオンライン授業が中心になったタイミングで“ベテランの先生いらないよね”という話が出たんです。ちょうどその頃に、妹のCHINOが上京してきて“お姉ちゃん、仕事ないなら一緒に働かない？”と誘ってくれたんですよね。妹がバーレスクに遊びにいくまでこの世界のことを知りませんでしたが、まあ、仕事がないし良いか……と、面接を受けにいったんです」
そう言いながら「まさか、本当に働くことになるとは…」と笑みを浮かべた。
そこから2年経った今もなお、バーレスク東京のタレントとして活躍し続けている理由をNANOさんは次のように分析。
NANO「レジェンドと呼ばれる先輩方のショーを見て表現力と技術を追いかけていくと、長く続けていきたいなと思っちゃうんですよね。
それにお客さんとの交流も楽しいんです。ショー中はもちろん、ショーの前後でお話しするのも楽しくてやりがいがあります。お客さんからもお酒を一緒に飲めるところが魅力と言ってもらえますし、私もお酒を飲むのが嫌いではないので…（笑）、そういう面も楽しんでます！」
後編は後日掲載！ バーレスク東京の様子をお届けします
前編はここまで。後編では、メディアでも話題のバーレスク・ダンサー MOMOさんのインタビューや、ショーの体験レポートをお届けする。
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