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アジアンな雰囲気とほんのり灯る明かり、岩盤浴。幼気なあの子が大胆になる 言い訳をくれるラグジュアリー空間。【週末に大好きなあの人とお泊りしたい、ちょっとオトナなラブホテル】vol.13

SERIES -週末に大好きなあの人とお泊りしたい、ちょっとオトナなラブホテル

一緒にいられるなら、どこだっていい。
ーーなんて、ごめん、きれいごと。
どこだっていい、けど。ほんとうは、よりきれいでゴージャスがいいし、非日常を存分に味わいたいし、そんなに遠い場所じゃなくて気軽に行けて、お泊りセットも持っていきたくないし、お財布もあんまり傷まない……すべてのわがままを叶えてくれるところで、一緒にいたい。
そんな、”都合の良さ”がぎゅっと凝縮しているのが、今どきのラブホテル。
旅行誌には載らないけれど、遜色なく魅力的なホテルを、沙月恵奈さん(以下、沙月)とともに発掘&紹介してゆきます。

写真・小林弘輔

HOTEL PASHA RESORT

東京都新宿区歌舞伎町2-27-4
https://jht-pasharesort.jp/

安定のPASHA。歌舞伎町といえばPASHA。みんな大好きPASHA。沙月恵奈さんも、305号室に入る前、暗く密着感あふれるエレベーターの中からすでにわくわく気味。

沙月「PASHA、いっぱい行くよ。だいすき。アジアンラブホといえばPASHAなんだよね。この前も…」

赤裸々すぎる話が始まってしまうところで、アジアンな竹編みがおしゃれな305号室の扉を開ける。

アジアンから一転、ラグジュアリーなゴールド×ブラックな空間が広がる。
ゴージャスであり大人の落ち着いた雰囲気もあり、ワンナイトのつもりで連れてきてくれた相手にだって、確実に恋に落ちそう。ほの明るい間接照明が、お酒のあとの心もとないメイクでもごまかせそうな、安心感。

沙月「あーーやっぱりきれい! すき! ベッドもゴージャスでごうかくぅ~!」

入るやいなやそのまま、ヴィンテージな風合いのソファに座る沙月さんは、部屋をぐるりと見渡す。
大画面液晶テレビにカラオケ、ブルーレイプレイヤー、Freedyのワイヤレスチャージャー。手の届くところに、必要なアイテムがあますことなく揃う。

沙月「おなかすいたな。なに食べようかなあ。いまはランチだから、ペンネアラビアータにしよ! あ、ちょっとまって、モーニングサービス無料だって。ミラノサンドとかジャーマンドッグとか、カフェメニューがタダでいただけるんだ。ラブホの朝っていつも寝坊しちゃうから、こんなにうれしいサービスがあるなんて知らなかったなあ」

ドリンクは日本酒からシャンパンまで網羅してあって、フードも寿司にうなぎに和食、中華にイタリアンに焼肉に……いたるところからデリバリーできるのは、さすが大都会のどまんなか。
次に沙月さんが目指すのは、パウダールーム。
ベッドルームとは雰囲気ががらりと変わるアジアンテイストで、見るからに居心地が良さそう。

しかもメイクチェアがなんと、ヒーターつきマッサージチェア。さらに全面鏡の左端にはテレビが備えつけられていて、なんといういたれり尽くせりの空間。髪を巻きながら、リラックスも娯楽もくれるだなんて。一生住まわせてほしくなる。
背後には気になるすりガラスがあって、その向こう側が気になるけれど、その前に沙月さんが「ごうかく!」と太鼓判を押したベッドへ。

沙月「やっぱりごうかくだったあ~! 寝心地、めっちゃいいよ」

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