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【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】第6回 アイドル×ハロプロオタク対談(ゲスト:巫まろ)

SERIES -【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】

アイドルの中でも、とくに女性のあいだで人気が高いと言われる、ハロー!プロジェクト。一般女性だけでなく、アイドルやタレントたちからも熱烈に支持されていることが知られています。

セクシー女優として活動するだけでなく、恵比寿マスカッツなどで、アイドルとしても活躍していた三上悠亜さんも、そんな熱狂的ハロプロファンの一人。

聞けば、推しのTシャツを身にまとい、ツーショットチェキ会のレーンに並ぶこともあるのだとか。このインタビュー連載企画では、彼女をそこまで虜にするハロプロの魅力を探りながら、よそでは決して見せることのない三上さんの素顔に迫ります!

自身のアイドルとしての経験もさることながら、彼女にアイドルを語らせたらもっとすごかった!

文:阿部裕華 写真:千葉タイチ

今回は、ハロプロの人気グループ・アンジュルム(旧・スマイレージ)の元メンバーにして、現在はMETAMUSEのメンバーとして活動しているアイドルの巫まろさんをお呼びして対談を実施!

巫さんからはアイドル目線、三上さんからはハロプロのオタク目線で、ハロプロの魅力やアイドルでしか(アイドルを推すことでしか)叶えられないことなど、深〜いお話を語り尽くしていただきました!

巫まろ

2009年のスマイレージ結成当初からのメンバー。1期メンバーとしてグループを牽引し、2015年にハロー!プロジェクト及びアンジュルム(旧・スマイレージ)を卒業。2020年にZOC(現・METAMUSE)への加入を発表し、現在もメンバーとして活躍中。

三上悠亜さんと巫まろさんの撮り下ろしカットを見る

独占欲の強さからハロプロ入りを決意!?

ーーハロプロ好きな三上さんにとって、巫さんはどのような存在なのか教えてください!

三上悠亜(以下、三上) ずっと推していたハロメン(ハロプロメンバー)の一人です。最初の出会いは巫さんが「しゅごキャラエッグ!」というユニットに所属したとき。当時から大好きでリリースイベントや握手会に足を運んでいました。そのあと、スマイレージというグループのメンバーになってからもスマイレージの中の推しでした。インディーズデビューシングル「ぁまのじゃく」の巫さんの髪型を真似していたほど(笑)。とにかくビジュアルが大好きだったんです。

巫まろ(以下、巫) え~! 嬉しい……!

三上 実は巫さんと一度だけプライベートでお会いしたことがあるのですが、本当に大好きなグループの推しメンだったから「オタクがアイドルに会っていいのかな……ダメなことをしているのでは……」と勝手に変な気持ちになっていました(笑)。

 あはは(笑)。私も悠亜ちゃんに会った時は「本物だ!」と思いました。インスタグラムをフォローしていただいているのに気づいて、相互フォローになって。そこから実際に会えたことが嬉しかったし、しかもこうやって私への愛を伝えてくれて。不思議な体験でした(笑)。

――ちなみに、巫さんがハロプロに入られたのはハロプロがお好きだったから?

 「モーニング娘。に会いたい! なりたい!」というオタク心がキッカケでした。幼稚園の頃からモーニング娘。のファンで、部屋中にポスターを貼って、トレーディングカードもいっぱい買って、コンサートにも行っていました。小さい頃は独占欲が強めな性格だったので、ほかの子もコンサートに行っているのを見ていたら、純粋な「会いたい」という気持ちから「もっと近い存在になりたい」という気持ちに変化していったんですよね。

三上 好きすぎて独占欲が強くなっちゃうの、めっちゃ分かります。私、ハロプロを好きになったキッカケがあやや(松浦亜弥)だったのですが、あややのことが好きな人、嫌いでしたもん(笑)。同担拒否(笑)。

 同じです(笑)。「私の方が好きなのに!」とすごく思っていたから、それを見せつける方法が“ハロプロに入ること”以外に思い浮かばなくて。当時はまだ幼かったということもあり、その一心で行動に踏み切りました。

ハロプロの魅力は「曲とパフォーマンス」「衝撃的なかわいさ」

ーーお二人をそこまで魅了する、ハロプロの魅力って何なのでしょうか?

 曲とパフォーマンスがすごく好きでした。小さい頃からつんく♂さんのつくる楽曲が大好きで。例えば、当時小学生だったBerryz工房に「あなたなしでは生きてゆけない」を歌わせてしまうちぐはぐさがおもしろかったり(笑)。そういうユニークさがありながらも、ライブはとにかくカッコいいのが魅力ですね。

三上 特に好きな曲はありますか?

 いっぱいありますが、中でも松浦亜弥さんの「桃色片想い」ですね。MVで松浦さんの目の中がハートになっていて、今なら照明でハートにしているのは分かるのですが、幼い私は自分の目を鏡で見たときにハートじゃないことに絶望して……。「アイドルになる人は最初から目の中がハートで生まれてくるから、私はアイドルになれないんだ」と衝撃を受けました(笑)。

三上 あはは(笑)。私もあややが好きだったから「桃色片想い」も大好き。それだけではなく、ハロプロの楽曲が魅力というのは、すごく分かります!

私の中でのハロプロの一番の魅力は何といっても、あの衝撃的なかわいさなんですよ。Berryz工房にハマって初めて近い距離でハロメンを目にしたとき、同じ人間とは思えないくらいかわいくて! 肌もキレイすぎて発光していて、直視できないレベル。ハロプロのグループがリリースイベントで地元のイオンに来てくれたことがあって、あまりのかわいさにイオンに来ているお客さん全員おかしくなってしまうんじゃないかと本気で心配していました(笑)。しかも、成長してもみんなかわいいから、そんな逸材の原石を見つけてくるハロプロの見る目がすごい!

 めちゃめちゃかわいいですよね! 私もBerryz工房が好きで中でも熊井友理奈ちゃんが大好きなんですけど、初めて熊井ちゃんを見たとき、あまりのかわいさに衝撃を受けて、「ハロプロを辞めて応援する側に戻りたい!」とハロプロを辞めようと思ったことがありました(笑)。

三上 えぇ~!

 それでお母さんに相談したら「せっかく入れたんだから、もうちょっと頑張りなよ」と言われて、続けることができました(笑)。

――ハロプロに入ってもオタクのスタンスは変わらなかったんですね。

 変わらなかったです。憧れていた人たちと一緒に仕事ができるようになってすごく嬉しかったし、優しくしてもらえるとより好きになってしまって。それこそ熊井さんとダブルキャストとして舞台に立たせてもらったことがあるのですが、熊井さんが忙しいときは私が稽古に出てそこで学んだことを熊井さんに教えていたんです。ちゃんと教えられるようにメモを取って、積極的に質問して。推しのために身を粉にできる幸せを噛みしめていました(笑)。

三上 私からしたら2人とも素晴らしい存在なので、すごく尊いお話……。私はハロプロに入ったら推しにどんな姿を見せちゃうか分からないから、ずっとオタクでよかったなとも思いました(笑)。

 私もハロプロ所属グループの合同コンサートとかで、ハロプロメンバーとハグや手を繋ぐ振り付けのときに、リハーサルで顔が真っ赤になっちゃって。「キモイ」と思われたらどうしようかと、つらすぎて涙が出ましたよ(笑)。

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