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先生、私、まだ女子校生でいたいよ—Slideshow―

SERIES -fempassCinema

fempassCinema YouTubeにて公開中
「先生、私、まだ女子校生でいたいよ」
本編の映像とセリフを切り取った記事版をお届けします。

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——あらすじ——
年上とばかり付き合ってきた影響を受け、同級生に対して幼さを感じ、クラスメイトたちと群れるでもなく、どこか冷めた雰囲気をまといながら学生生活を送る速水しずく。
しずくは、身近な存在であり、大人として・先生として、生徒に対してまじめに接する先生(数学教師・澤田智哉)に、興味を持つ。
先生の姿を見つけては、進路や課題など、理由をつけてはちょっかいを掛けるしずくだが、あくまでも‟先生と生徒”としての関係性を維持しようとする先生。
そこで、しずくは、数学準備室で、「卒業までに、2人だけの秘密を作りたい」と提案する―――。

 



「先生、人生楽しいですか?」

「…いや、別に…。」

「授業、いつも眠そうですもんね、何に忙しいんだろう?」

「…お前なあ。」

「いつも見てますから」

「…いいから、進路希望書、書いてこい」

「先生、」

「私、まだ女子校生でいたいよ」

「書けたのか?」

「…白紙じゃないか」

「先生とこうやってしゃべってたいから、ずっと女子校生のままがいいな。」



「ねえ、先生。卒業するまでに…私たち2人だけのヒミツ、つくりたい。」
「2人きりのときは、『お前』って呼ばないで、名前で呼んで?」

「………。」

「……しずく…」

「先生っ!」

「学校の先生が面白かったんだけど。なんか本気になってきてて、キモいんだよね」


「え?なにそれ、あぶなくない?」


「あぶなくないけど?お姉ちゃんは最近どうなの?」

「もうすぐ親に紹介かな~」

「しずく、もう遅いし、車で送ろうか?」

「え?」

「2人だけの、ヒミツ、だろ?」

「…なにそれ、真に受けちゃったの?ウケる」



「先生、またあした!」



「そうだ、先生のお嫁さんになっちゃおうかな~」

「え?で、でも、それは確かに、先生と生徒の関係じゃなかったら、問題はないとは思うけど…。」

「…は?マジで言ってんの?」

「先生、つまんないよ!」

「しずく…!」

「ねえ、やっぱり下の名前で呼ぶのやめて」


「なんか、目が覚めてきた。私、もう子供じゃないのかも」


「先生、私、まだ女子校生でいたいよ」

 

 

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ショートシネマ『fempassCinema』2022年12月23日より配信スタート!

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fempass制作のショートシネマが公開。
登場人物たちが繋がり、離れては、絡み合い、世界を彩っていく様子を映し出す。

先生、私、まだ女子校生でいたいよ。―Short story―

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