――あらすじ――
流されやすく純粋な性格の速水晴奈は、
妹のしずくに「将来を考えられる彼氏(藤本祐介)がいる」と
のろける程、祐介のことを好きになっていた。
自宅でゆっくり2人で過ごしていたある日
晴奈は「親に紹介したい」と切り出すが、
祐介は「用事を思い出した」と返事を曖昧にしたまま帰り支度を始めてしまう。
都合が悪いかのように去ろうとする祐介に
「何か隠してる・・・?」
と聞くが———。
「髪、さらさらだね」
「そお?」
「俺さ、ポニーテール好き」
「ふう~ん、そうなんだ。今日、うち泊ってくよね?」
「それと、うちのお母さんが、祐くんに会いたいって」
「え、なんで」
「私たち、付き合って3か月じゃない?」
「あー…」
「俺、やっぱ今日帰るわ」
「え?なんで…?」
「今日、時間ないんだったわ、今連絡来ててさ。」
「ほんとごめん、また連絡するわ。」
「待って、なんか…隠してる?」
「また、今度埋め合わせする」
「おじゃましまーす」
「祐くん、お花とか飾るんだ~」
「うん、取引先からもらったんだ」
「今日、これ着て寝る?」
「えー!いいの?かわいい!」
「はるちゃん、おいで」
「はるちゃん、愛してるよ」
「祐くん、私も…」
ピンポーン
「祐介ー、いるー?」
「出張行くって言ってたじゃん…」
「ごめん、荷物持って」
「えっ?ちょっと…」
「帰ってきたの」
「誰が?」
「彼女」
「こっから出て」
「また連絡するから。」
「ポニーテール、似合ってる」
「ごめんまどか。今開ける」
「なんでチェーンかけてるの?」
「…出張は?」
「なくなったから帰ってきた。」
「婚約してる、彼女がいるんだ」
「晴奈のことが大事だから、言い出せなかった」
「でも婚約してるんだよね」
「それでも好きだよ、晴奈」
「あなたを好きでいたかった」
「信じて?」
「ちょっと、考えさせて…。」
「俺が好きな気持ちは変わらないよ」
「友人の一人としてパーティに参加してくれたらうれしいな。これからもよろしくね。」
「あなたを好きで、痛かった」
本編はこちらから
『fempassCinema』2作目が2023年2月7日20時より公開!
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先生、私、まだ女子校生でいたいよ—Slideshow―
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本編の映像とセリフを切り取った記事版をお届けします。
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登場人物たちが繋がり、離れては、絡み合い、世界を彩っていく様子を映し出す。
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