セクシー女優としてだけでなく、恵比寿マスカッツやHONEY POPCORNでアイドルとしても活躍中の三上悠亜さん。自身のアイドルとしての人気もさることながら、彼女にアイドルを語らせたらもっと凄かった!
ということで、小学生の頃からどっぷりハマっているというアイドルについて、三上さんに心ゆくまで語っていただく新連載がスタート!初回となる今回は、彼女のアイドル遍歴についてたっぷり話していただきました。
後編では、ハロプロという組織の凄さや接触の快感など、さらにオタク濃度200%増しでお届けします!
※一つ質問するたび、堰(せき)を切ったようにハロプロ愛を炸裂させる三上さん。普段の三上さんをよく知るスタッフをして、「こんな三上さん初めて見た…」と言わしめるほど、我を忘れて大はしゃぎしながらインタビューにこたえてくれました。あまりの熱量の高さに、当日はのっけからおいてけぼりをくらってしまった取材班でしたが、本文では極力、冷静さを保ちながらお届けいたします。
わたしがオタクになれるのは、ハロプロだけ
――三上さんがハマったアイドルはハロプロだけなんですよね。あらためて魅力ってなんだと思います?
三上悠亜(以下、三上) ハロー!プロジェクトがすごいのは、歌やダンスパフォーマンスをがむしゃらにやって聴く人、見る人を魅了するところ。一番の魅力は、生のライブにあると思います。生歌で毎回違うアレンジを加えて歌ってくれたり…とにかくステージがすごいんですよ!
あとはハロプロイズムみたいなものにも惹かれます。幼いころからいろんな大人にいろんなことを教えられているんだろうなって…。彼女たちの背景が見えるのが好きです。
ハロプロの子たちって、自分の話をするときに「わたし宮本は…」と主語と名字を並べるんですよ!それって他のアイドルではあんまり聞いたことがなくって。
「自分のことを知らない人もいるから、知っていただくために名前を言う」ことを徹底するようスタッフさんから指導されてるんだろうなと思ったときに、「ハロプロって組織からすごいんだな!」って思えるんですよね。
好きなアイドルは黒髪で白肌、そしてステージで輝く子
――推しも変わっていったと思いますが、好きな子の傾向ってあります?
三上 めちゃ王道な子が好きですね。あやや(松浦亜弥さん)とか、宮本佳林ちゃんとか、本当にアイドルど真ん中みたいな。アイドル性が高いメンバーが好きですね。垢抜けているよりは純粋な子。見た目でいえば、黒髪で白肌みたいな子を好きになりますね。
あとはステージで輝く子が好きです。SNSでオシャレだったり、プライベートも可愛いかったりする子より、普段は地味めでもステージに立ったとたんに輝く子。私服がダサいとかいいですよね(笑)。
――いますよね、ステージが超かっこいいのに私服が「あれ?」っていうアイドル。
三上 ももちとかも結構言われていたんですよね。流行にうとそうな子が全力でアイドルしてる姿が好きです。
けっこうおじさんたちと感覚が似ているのかもしれません(笑)。女の子に人気のアイドルというと、鈴木愛理ちゃんのようにモデルなどもされているような子だったりするじゃないですか。
――年上っぽい憧れの対象を好きになりがちというか、お姉さん系、モデル系のイメージですね。
三上 雅ちゃんとか、りさこ(菅谷梨沙子さん)、愛理ちゃんが人気でしたね。ももち(嗣永桃子)は、わたしが好きになり始めた小学校5、6年生のころは女の子のファンが少なかったように思います(笑)。やっぱりおじさん好みなんですよね。
推しのTシャツを着て列にも並ぶ!オタクだから、オタクらしく
――この一年はコロナ禍でライブの開催が難しくなっていますが、三上さんは行けていますか?
三上 コロナ禍の中でもハロプロは安全対策しながらライブをやってくださっているんですよね。バラード曲などを中心に、ファンの人が盛り上がり過ぎないように工夫したりして。
去年は、Juice=Juiceとして最後の年だったので、佳林ちゃんに会いに行っていました。でも接触できなくなってしまったことのダメージが大きくて…。
――接触はしたい派なんですね?
三上 接触はもうオタクとして絶対に行きたい!(キッパリ)
――三上さんが列に並んでたらびっくりしますけどね。
三上 並んでます、並んでます!普通にお話会とかツーショットチェキ会とか並んでます。
「今日レーンに三上悠亜がいたんだけど、オタクみたいな顔して並んでた」って。普通にバレてます。
――それは驚きますよね。どんな格好で行くんですか?
三上 ちゃんと推しのTシャツを着て、オタクらしい格好で行きます。でも最近はお話会などは推しのTシャツで行く人が少なくなってきていますよね。わたしがオタクをしてたときは、どの現場もライブTシャツ着て「わたしは誰推しですよ」ってアピールしてたものですけど…。
最近のオタクの人たち、特に女の子はライブのときでも推しのTシャツを着てない子がけっこう目立ちます。おしゃれ指向になってきてるのかな。
――最近は「好きな人に会いに行く格好でアイドルライブへ行く」って人も多いと聞きますね。デート気分というか。
三上 そう!可愛くしていく人が多いんですよね。わたしはどちらかというと「オタクです!」みたいな感じで行きたいんですよ。昔もそうしてたし。でも皆がそうじゃないのにTシャツ着てガチガチで行ったら変に思われちゃうかなって心配で…。
――いや三上さんが古参感満点のオタTとか最高ですよ!好感度上がると思いますね~。
三上 そうかな~?じゃあ、次のお話会はフル装備で行ってみたいと思います!
接触でまさかの認知「あっ!えっちなおねえさんだ!」
お話する時間も昔に比べてすごく長くなってますよね。8秒とか10秒くらい、会話ができちゃう!というのに感動しました。Berryz工房に通っていたときも接触はあったんですけど、「ありがとうございます!」みたいな一言を返してもらうことが多かったので、Juice=Juiceに行くようになってびっくりしました。
ライブハウスツアーのときは、終演後にお見送りまでしてくれるんですよ。そこでもお話しできるので、しゃべる機会が多すぎてめちゃくちゃ楽しい!
――普段は自分も接触される側なのに、そこにあらためて驚きを感じているんですね。
三上 わたしもアイドルだった頃に接触をやっていましたけど、アイドルと話せる喜びを感じていたかったなって思います(笑)。認知してもらえているうれしさとかもね。
――最初はあいさつだけだったのが、「あ、また来てくれた!」って言われたりするの嬉しいですよね。
三上 そうそうー!本当にうれしいんです。しかもわたしの職業まで知ってくださっているメンバーもいたんですよ!
高木紗友希ちゃん(元Juice=Juice)に「あっ!えっちなおねえさんだ!」って言ってもらったことがあって、「可愛いい~!認知もらったー!」ってなりました(笑)。
――それはすごい!楽屋でも話題になってますね(笑)。
三上 ハロプロのファンの方からもフォローしていただいたり、応援していただいたりしています。「今日、隣にいました!」とか、「気になりすぎてライブ集中できなかった」とか、DMが来たこともありました。受け入れていただいてありがたいですね。
三上悠亜が選ぶ神アイドル5人
――神なアイドルを5人チョイスするとしたら?松浦亜弥さん、嗣永桃子さん、宮本佳林さんは間違いないですよね。あと2人!
三上 辞めちゃった方でもいいですか?どうしようかな~(熟考)。じゃあ、スマイレージのゆうかりん、前田憂佳ちゃんと、Berryz工房の菅谷梨沙子ちゃんで!
――前田憂佳さんの推しポイントは?
三上 とにかく可愛さが半端じゃない!声、スタイル、顔…もうハロプロの神!みたいな。
しゅごキャラエッグ!のときから見させていただいて、接触も何度もしたことあるんですけど、でも実はゆうかりんを推したことはないんですよ。白肌好きのわたしとしては、ぜひ推したかったんですが、そのときはももち推しで、推し変ができなくて…。
周りのベリオタ、ももちオタも「ゆうかりん、ゆうかりん」って言ってましたね。流れて行ってる人も結構いましたけど、ふたつのグループは推せなかったですね!お金がかかるし、現場もかぶるし。
――そしてもうひとりが菅谷梨沙子さん。
三上 りさこは圧倒的美少女!小学生のときから完成されていて、特に八重歯があった頃にすごく好きで、推したいくらい可愛いかったんですけど…。
――同じグループのももちは裏切れない。
三上 そうですね…。でも、りさこのグッズはだいたい買っていました。友達にりさこ推しの子、雅ちゃん推しの子がいたのでバランスよかったんですよ。
Buono!も鈴木愛理ちゃんも神だし、ももち、りさこ、雅ちゃん、愛理ちゃんらベリキュー(Berryz工房と℃-ute)をトップで支えていたメンバーはみんな神!やっぱりフロントメンバーが大好きなんですよね。
現役メンバーにも気になるアイドルがいっぱい
――あと現役でひとりふたり気になってるメンバーも挙げてもらえれば。
三上 グループごとに推しがいるんですけど、BEYOOOOONDSだと平井美葉ちゃんが好きです。ボーイッシュな見た目とは裏腹に中身が乙女っていう、宮本佳林ちゃんのことも好きで応援していて。女の子の人気がすごいんですよね。
今までボーイッシュメンバーを推したことがなかったんですけど、彼女は格好良さと可愛さの両立がうまいなと。あと声質!曲の最初で長いセリフを言ったりするんですけど、すごいプロ意識の高さを感じますね。
――あとアンジュルムやモーニング娘。’21だと?
三上 アンジュルムだと佐々木莉佳子ちゃん。最近は女の子のファンが多いタイプに惹かれますね。ステージでの迫力が素晴らしいのと、背が高いのもあって女の子が好きになるのがわかる!
少し抜けているところもあって、子どもらしい部分が見えるのもいいんですよね!オシャレだし、一見ツンツンしていそうでオタクが近づきがたい系のメンバーなのに、性格でオタクを取り込んでいく感じが魅力的です!
アンジュルムの新メンバー、松本わかなちゃんがこれから来るんじゃないかな。13歳ですごく小さい子なんですけど、ちょっと“佳林ちゃん味”を感じて推したいなって。
歌唱力があって、ステージで決めるとこ決めるんです!ちょっとこれから推していきたいなって思っています。
モーニング娘。’21だと北川莉央ちゃんは顔推しです!猫っぽくて可愛いんですよね。これから中身も推していきますよ。ハロプロには魅力的な子いっぱいいるんですよ!
――第一回にして前後篇でたっぷり聞かせてもらいました。今後の連載でも三上さんならではのアイドルトーク、楽しみにしています!
三上 K-POPやその他のアイドルを見ていても、ステージングが格好良い、MVが可愛いなと思うことはあるんですけど、わたしがオタクになれるのはハロプロしかないんですよ。もう組織ごと好きなんです。ほんと、わたしにとっての神ですね!
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混じりっけなしの高濃度オタクぶりを惜しげも無く披露してくれた三上さん。オタTで推しへの愛を宣言しながらツーショットチェキ会の列に並ぶ彼女の姿を想像すると、なんだか心がじんわりあたたまってくるのを感じます。連載では今後もそんな三上さんの意外な素顔を掘り下げていく予定です。乞うご期待!

【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】第1回わたしの推し遍歴(前編)
アイドルの中でも、とくに女性のあいだで人気が高いと言われる、ハロー!プロジェクト。一般女性だけでなく、アイドルやタレントたちからも熱烈に支持されていることが知られています。
セクシー女優としてだけでなく、恵比寿マスカッツやHONEY POPCORNなどで、アイドルとしても活躍している三上悠亜さんも、そんな熱狂的ハロプロファンの一人。
聞けば、推しのTシャツを身にまとい、ツーショットチェキ会のレーンに並ぶこともあるのだとか。このインタビュー連載企画では、彼女をそこまで虜にするハロプロの魅力を探りながら、よそでは決して見せることのない三上さんの素顔に迫ります!