HOTEL GRANSKY
〒130-0022東京都墨田区江東橋4-5-16
https://fairy-group.jp/gransky/
のどかな公園や昭和レトロな雰囲気がすてきな喫茶店を横目に、JR錦糸町駅から歩くこと約5分。一見スタンダードなラブホテルが、今回のお目当て。
どうもほかの部屋とは一線を画す、その名も「プレミアグランスイート」の扉を開けると、サイバーな照明が施された廊下が。いっきに非日常に誘われつつ、さらにもうひとつの扉を押して、ようやく室内にたどり着きます。
なぜ、二重扉?そんな疑問は、部屋に入った瞬間に、解消されます。
プリンセスに似合いそうなキングサイズとダブルサイズのふっかふか床面高ベッドに、シャンデリアもソファーも家具の取っ手も、キラキラ、キラキラ。そしてベッドの前には、スクリーン並みの大きさの85インチテレビにカラオケ。ついでにBGMにはHIP HOPが流れていて。
いやもう、パーティーするしかないでしょう!
と、ウキウキしてしまう演出が、この部屋には溢れている。だから、存分に盛り上がれるように、二重扉なんですね。
大槻「パートナーとはもちろんだけど、友達とも来たいですね。みんなでお菓子食べたり、あ、待って、ルームサービスのメニューにはみんな大好きハニートーストが! ご飯系もお高めなファミレスレベルに充実してていいなあ。で、ベッドで飛び跳ねながら好きなアーティストのライブDVD鑑賞したり。想像するだけでテンションが上がっちゃう」
すでに女子会を想定して胸いっぱいの大槻さんですが、ガウンは4着、そしてパウダールームも鏡2つにイス4つ、引き出しを開けるとヘアアイロンが2人分。女子会ウェルカムなお部屋だってことが、一目瞭然です。
そしてパウダールームの先に内風呂と、その奥には、なんとサウナ付き。いっぱい汗をかいて、自分のペースで気持ちよくデトックスできそう。
部屋に戻ると、ふと、分厚いカーテン越しの窓の向こう側が気になります。スイッチを押して自動でカーテンを開けるとーー。
大槻「うわーーーーー! すごい! なにここ!? このお風呂、毎日入りたい! ここでずっと過ごしたい! え、どうしよう、気分が上がる。箱根とかまで足を運ぶよりも、絶対こっちのほうが良い!」
テンション最高潮の大槻さんの視界に飛び込んだのは、屋外ジャグジー。空を遮るパラソルも開閉自在で、青天のこの日は、太陽光が降り注いだジャグジーの水面が、部屋の装飾以上にキラキラ、キラキラ。
水着はレンタルできるから、手ぶらで来ても気兼ねなく楽しめます。もちろん、バブルバスのアメニティも充実。浴槽は座れば胸元まで浸かれる深さで、たっぷりのふわふわもこもこな泡に包まれて、気分は高級リゾートそのもの。
大槻「最高だなあ……お酒飲んでお菓子食べながら入りたいなあ。それに、一緒に入って、『鼻の頭に泡ついてるよー』って言いながらおふざけしたいなあ。……わたし今、恋人がほしいって強く思ってます!」
昼は青空の下で。夜は月明かりと、都会のネオンが反射した雲を眺めながらーー。「こんなことしてみたかった」って憧れが、まさかこんなに簡単に叶うなんて。
遠出できない近頃だけど、こんなにも極上空間が都内にあるなら、遠くに行かなくったって、わたしたちは、満たされるのです。
都会の喧騒を忘れさせるオトナが楽しむ和空間――【週末に大好きなあの人とお泊りしたい、ちょっとオトナなラブホテル】vol.2
どこだっていい、けど。ほんとうは、よりきれいなでゴージャスがいいし、非日常を存分に味わいたいし、そんなに遠い場所じゃなくて気軽に行けて、お泊りセットも持っていきたくないし、お財布もあんまり傷まない……すべてのわがままを叶えてくれるところで、一緒にいたい。
そんな、”都合の良さ”がぎゅっと凝縮しているのが、今どきのラブホテル。そんな、”都合の良さ”がぎゅっと凝縮しているのが、今どきのラブホテル。
旅行誌には載らないけれど、遜色なく魅力的なホテルを、大槻ひびきさん(以下、大槻)とともに発掘&紹介してゆきます。