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#古着女子 vol.13 伊藤舞雪【後編】

あなたは、どんな服が好き?

私たちの生活に欠かせないファッション。自分のために着る服も、誰かのために着る服もあるでしょう。あんな服やこんな服、本当はもっと、いろいろ着てみたい。それに…大好きな推しのファッションだって、あんなテイストやこんな服、いろんなあの子を見てみたい。

下北沢のUSEDセレクトショップ『ayne doppio』を訪れた伊藤舞雪さん。自分にとっては初めての挑戦だった古着も、なんなく自分らしく着こなしてしまう彼女が語ってくれた、毎日の服を選ぶ理由。そこには、彼女の優しさと繊細さ、美しさが全て詰まっていました。

写真 TOYOHIRO MATSUSHIMA
文 ミクニシオリ

Ayne doppio
🏠Open 12:00-20:00
世田谷区北沢2-13-14関根ビル2F

STYLING #3 あえてラフ、がセクシーなコーデ

3着目は、カジュアルなスウェットを腹だしでセクシーに着こなしたコーデ。丈をかなり短く詰めているスウェットは、インナーを仕込まずラフに。

ボトムスのトラックパンツはあえてローライズに履きこなすことで、くびれのラインがより引き立ちます。

伊藤舞雪(以下、伊藤) 10代の頃からシンプルな服が好きで、可愛いよりもかっこよくまとめたい、という芯はずっと変わっていません。最近はトラックジャケットのコーデにハマっていたのですが、自分では中々アレンジを思いつかなかったので、今回はとてもいい機会になりました。

Ayne doppioでは、セットアップのトラックジャケットを多く取り揃えているのもポイント。セットアップで着ると“運動着感”が出やすいですが、大胆な腹だしと、ヒールの高めなブーツのおかげで、セットアップでも綺麗目コーデな印象に。

カラーサングラスで、ちょっとハズしの効いたショットも。

伊藤 服は沢山持ってます。あまり着ない服もいつか出番があるんじゃないかと思って、なかなか捨てられないタイプです(笑)。
いつもネットで買ってるんですが、自分にジャストフィットする服になかなか出会えないのが悩みでもあります。

伊藤 ラフすぎるTシャツとか、可愛すぎるフリルとか、自分には似合わないと思うラインは、割と明確に持っている方です。

でも、こうしてお仕事を通して、普段は着ないような服で撮影してみると、苦手意識があった系統も意外と似合うって思えることも。自分で線を引きすぎると、貴重な機会を逃してしまうのかもしれないですね。

STYLING #4 COORDINATE by 伊藤舞雪 激レアセットアップの空港コーデ

最後に伊藤さん自身がセレクトしたのは、普段はあまり着ないという、ブラウン×ベージュのセットアップコーデ。こちらは中々出回らないレアなアイテムらしく、伊藤さん自身もその“希少さ”にも心を射られてしまったよう。

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