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#古着女子 vol.10 葵いぶき【前編】

あなたは、どんな服が好き?

私たちの生活に欠かせないファッション。自分のために着る服も、誰かのために着る服もあるでしょう。あんな服やこんな服、本当はもっと、いろいろ着てみたい。それに……大好きな推しのファッションだって、あんなテイストやこんな服、いろんなあの子を見てみたい。

高円寺のユーズドショップ『boutique ushiromae』を訪れた葵いぶきさんは、実は古着店に来るのが初めて。ユーズドなのに、どこか今らしい新鮮さのあるお洋服と、今までにない新しいコーデに感化された葵さん。カメラの前でどんな表情を見せてくれるでしょうか。

写真・TOYOHIRO MATSUSHIMA / 文・ミクニシオリ

boutique ushiromae

🏠Open 15:00-20:00

東京都杉並区高円寺北2-1-22 サンハイム高円寺

STYLING #1
80年代のお嬢様みたいな、ハートが主役コーデ

真っ赤で大きなハートと、水色のコントラストが洗練された印象のニットは『ヴィヴィアンウエストウッド』のアイテム。オーナーの好みで、海外のハイブランドアイテムが取り揃えられているのも『boutique ushiromae』の特徴の一つです。

実はニットに合わせて、ボトムスも『オゾンコミュニティ』のハート柄スカートを採用。近くで見た時と遠目で見た時の印象が異なるので、心の距離も近づけてくれそうなユニークなコーデ。

葵いぶき(以下、葵) 実は、古着店には来たことがなくて、そもそも古着を買ったこともなかったんです。少し不安だったんですが、いい意味で私が思ってた古着とは違っていたかも。もっとボロボロな服を想像していたんですが、ここの服は全部キレイだし、なんならブランド物だし……こんなにテンションが上がっちゃうとは思いませんでした!

新品ではなかなか手に取ることもない、錚々たるブランドファッションにノリノリの葵さん。「パリコレみたいやん」と、お得意のノリツッコミも飛び出します。

 おしゃれな友だちも多いので、古着を着こなしている子を見ると「いいなあ」と思う気持ちもありました。だけどどこから手を出していいか分からなかったし、お店に行くにも少しハードルが高いイメージがあった。

 高円寺とか原宿とか、古着店って意外といっぱいあるから、どこに入っていいかよく分からないのじゃないですか。店員さんが無愛想だったらどうしよう……なんて思っていたけど、ここのオーナーさんはめっちゃ優しくていい人(笑)。

普段は、なんでもまずは行動してみようってタイプなんです。やってみたら、意外となんとかなることも多いから。それなのに古着屋さんに入ってみるのはやったことがなかったなんて、これは人生損してたかも⁉

派手めなデザインにも興味津々の葵さん。古着店は回転直後は空いていることも多く、意外とファッションビル以上に、試着ハードルが低いのも魅力です。気になる服をどんどん手に取り、キープしていく葵さん。

STYLING #2
気品溢れるブラックトーンコーデ

1着目とは趣向を変えて、素材違いのブラックを組み合わせて大人っぽいコーディネートに。丸襟が清楚なジャケットの下には、シアーなタートルネックをレイヤード。マーメイドタイプのスカートが、葵さんのスタイルの良さを引き立てています。

まるでパリの街角を歩いているセレブのようなコーデに、葵さんの表情もキリリと引き締まります。

 大人っぽい服を着る時はヒールのブーツを合わせがちだけど、スニーカー合わせもいいですね!

 普段はネットで服を買ってしまうことが多くて、あまり店舗に行かないんです。気になる服がある時は試着しに行ったりもするけど、実は店員さんに服を勧めてもらうのがちょっと苦手なんです。

店員さんって、色々褒めてくれるじゃないですか。なんか途中で申し訳なくなってきちゃうし、なんとなく「じゃあ、買います!」とか言っちゃいがち(笑)。

 だけど今日みたいな服は、むしろ合わせ方とかを教えてもらわないと、辿り着けないですよね。今は韓国オンニなファッションが好きなんですけど、自分で服を選ぶとカジュアルになりがち。だからこそ、今日は店員さんの存在の偉大さを実感しました!古着屋さんならではなのかな?

店員さんとの距離感が掴めてきた葵さん。気になる服や好きなスタイルを伝えながら、2人でコーディネートを組んでいきます。

レディースサイズのお洋服は店内の3割程度だそう。特に、デニム系が気になる様子の葵さん。

 ジーンズコーデも、カジュアルじゃなくて大人っぽい服になったりするのかな?ここで色々勉強して帰りたいです!

店員さんのおすすめもあって、今回は葵さんしか着こなせない、美シルエットなデニムを中心にコーデを組むことに。どんなコーデになったのか、後半記事もお楽しみに!

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あなたは、どんな服が好き?

私たちの生活に欠かせないファッション。自分のために着る服も、誰かのために着る服もあるでしょう。あんな服やこんな服、本当はもっと、いろいろ着てみたい。それに……大好きな推しのファッションだって、あんなテイストやこんな服、いろんなあの子を見てみたい。

池袋のユーズドセレクトショップ『PAT MARKET IKEBUKURO』を訪れた美谷朱音さんは、最近とある「大きな一歩」を踏み出したばかり。まだまだこれから成長していきたいと語る彼女は、PAT MARKETのクリエイティビティあふれるコーディネートとともに、どんな新しい表情を見せてくれるでしょうか。

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