三上悠亜 プロフィール
1993年8月16日生まれ。2015年6月1日にMUTEKIからAVデビュー。現在はエスワン専属女優として活躍。2016年5月4日、DMM.R18アダルトアワード2016にて最優秀新人女優賞と最優秀作品賞を合わせて4冠を受賞。翌年のDMM.R18アダルトアワード2017では最優秀女優賞を受賞した。恵比寿マスカッツやアパレルやYouTubeなど様々な分野で活躍中。
この1年は“準備の期間”、裏方の仕事にも挑戦した
――この1年間、三上さんにとってどんな年でしたか？
三上悠亜（以下、三上） 目まぐるしかったですね。セクシー女優の仕事以外にもいろんなことを準備している期間でした。表に出る仕事ばかりしていたけど、いろんな商品のプロデュースをしていきたいなと思って、今までやったことのない裏方の仕事にも挑戦したり。それがすごく新鮮だったし、人に見えないところでの仕事の大変さも知りました。
――活動の幅がどんどん広がっていますよね。仕事や活動の向き合い方に変化もあったのではないでしょうか。
三上 より自分中心に考えるようになったかもしれません。（デビューから）6年目までは仕事中心に時間を割いてきたのですが、最近は自分の本当にやりたいことに時間を割きたいなと思うようになったんです。
なので今は、AVの仕事は月2回絶対にやると決めつつ、残りの時間にやることを厳選するようにしていて。この仕事は次にどう繋がるかな？、この仕事をしたことで自分のプラスになるのかな？と考えて仕事を選ぶようになりました。そういう意味で時間の使い方がすごく変化したと思います。
――そう考えるようになったのには何かキッカケが？
三上 セクシー女優の仕事を始めてから、嬉しいことにたくさんの仕事をいただいてきたのですが、逆にいっぱいいっぱいになることも多くて。1ヵ月に全く違うジャンルの仕事が5つとか入っていると、一つひとつ準備する時間が取れなくて、中途半端なパフォーマンスになってしまう。そこにすごくストレスを感じることもあったんです。
心の中ではしっかり準備して披露したいのに、とずっと思っていたし、同時に裏方の仕事をもっとしたいと思うようになったのもあって。何かを生み出す仕事はすごく時間がかかるから、そこに時間をかけていきたいなって。今やっと時間をかけられるようになったから、すごく嬉しいです。
私にとって「有名になる」と思い続けることが大事
――裏方の仕事を10割にもできると思うのですが、その中で「AVの仕事は月2回絶対にやる」と決めている理由が知りたいです。
三上 セクシー女優であることは私の武器でもあると思っているからです。たしかに最近「AV辞めたんですか？」とDMが来るんですよ（笑）。月1で新作はリリースしているのに、と伝えたいです（笑）。
――それだけ三上さんがセクシー女優以外でも活躍されている証拠ですよね。
三上 セクシー女優としてでなく私を知ってくれている方が増えたのかな。それはそれで嬉しいことだし自分にとってプラスなことでもあるとは思います。
でもやっぱり「三上悠亜」の名前が知れ渡ったのはAVがキッカケなんですよね。AVがなくても三上悠亜としてやっていけるようになるまでは、まだまだ武器の一つだなって。そういう意味でもAVの仕事はまだまだやっていきたいです。
――すでに「三上悠亜」の知名度はかなりあるように感じるのですが……。
三上 今はまだ、私なら大丈夫！みたいな自信が全くなくて。独り立ちできると自分の中で納得するまでは、新しいことに進めないんですよ。何をするにもできる限り100点に近づけるようにしたいと思っているけど、今はまだまだ100点にはおよばないなって。有名になっている実感も本当になくて。
――えぇ！
三上 街で声をかけてもらったり、いろんな場所で「みんな悠亜ちゃんのこと好きですよ」と言ってもらったりしますけど、ありがとうございます！と思ってもどこか他人事かのような……変な感じですね。本当に自分のことなのかな？って。
前は「渋谷を歩いていて声をかけられるようになったら有名人だ」と思っていましたけど、実際にそうなっても自分が有名人だとは思わなくて。もしかしたらこの先も自分が有名になったと思わないかもしれない。もはや有名とは？と思うように……（笑）。
――哲学的な話になってきましたね（笑）。
三上 あはは（笑）。だから、私にとって「有名になる」と思い続けることが大事なのかなって。その気持ちを持って毎日何かに追われている方が頑張れるしやる気が出るんですよね。頑張るために自分はまだまだ、と考えるようにしているのかもしれません。
ファンの方たちのおかげで、私は強くいられる
――どんどん知名度が上がっていけば嬉しいことを言われるのはもちろん、心無い一言をかけられることもあると思います。そんな時、三上さんはどう対処しているのでしょう。
三上 事実とは異なることばかり言われた時は、全部ミュートします（笑）！
私の中でミュートはイエローカード、ブロックはレッドカードなので、ミュートはまだ気を遣っている方です（笑）。自分の大事な時間に1分でも1秒でもイラっとする時間はすごく無駄だと思うんですよ。見たくないなら見ないようにすればいい、そのための機能なんだから！と思うようにしています。
――強い！（笑） 真に受けて落ち込む人も多いじゃないですか。
三上 うん、うん。私もデビューして数年間は真に受けることはありました。もちろん今も自分に非があることは受け止めますけど、最近はそうじゃないただのアンチコメントの時は「これは真に受ける必要のないものだ」と思うようになりました。
本当に私のことが好きでアドバイスや注意してくれる人は、私を思ってコメントをくれていると分かるんですよ。だけどアンチコメントを送ってくる人は、悪意を持って私を嫌な気持ちにさせようとしている。そういうコメントに慣れてしまう必要はないですから。私のことを理解してくれている人がいればいいやって今は思います。
――味方になってくれる人たちがいる、というのは大きいですね。
三上 本当に。年に2～3回、SNS上でアンチに対して怒ることがあるんですけど、そういう時はファンの方たちから大量のDMが届くんですよ（笑）。肩を持ってくれたり、一緒になって怒ってくれたりする人が何百人単位もいると思うと、こんなちっぽけなことは気にしない方がいいなって。ファンの方たちのおかげで、私は強くいられます。
セクシー女優として表現したいことは全くない
――今年6月にはセクシー女優7周年を迎えます。三上さんがセクシー女優として表現したいことはありますか？
三上 実は全くなくて。AVは考えて表現するものじゃないのかなと思っています。考えて準備されたものってエロさを感じないと思うし、私自身はリアルな感覚を大事にして撮影に臨んでいるから、その場のノリの方がやりやすいんですよ。大まかな流れだけ頭に入れて、それ以外はほとんどアドリブなので、素の自分でしかなくて。逆に考えて準備してしまうと、準備したものしか出せなくなっちゃう。だから表現したいこともないんですよね。
――素の自分でいることが三上さんなりの表現なのかもしれませんね。
三上 そうかも。それが見てくださる人の感性にハマればいいなって思います。
中には私の作品がエロくないと思う人もいて、「三上悠亜の作品はぬるい」「もっと過激なことをやれ」とか言われるんですけど、それは見る人の感性に合わなかっただけ。
これだけいろんなセクシー女優さんがいるんだから、そういう表現をする女優さんの作品を見ればいいと思うんです。私が100％応える必要はないなって。私の作品を愛してくれる人がいればそれでいいなって思っています。欲を言えば、そういう人が少しでも多かったら嬉しいですね。
好きなこと、生きてきて感じたこと、私の中身を伝えたい
――7周年を迎えた今、やりたいことはありますか？
三上 好きなこと、生きてきて感じたこと、そういう私の中身を伝えていきたいです。今いろいろ準備していることは、本当に自分が好きなこと・やりたいことなので、まずはそれを広めていきたいなって。“自分自身”を知ってもらいたいし、そのために表現していきたいと思います。
いろいろと発表が控えているのですが、そんな中でもデビュー7周年の節目を迎えた6月1日にYouTubeで独立と株式会社Missを設立したことを発表しました。詳細や今後の活動については下記URLにてチェックしてみてください！
今後の三上悠亜も楽しみにしていてほしいです。
【重大発表】三上悠亜、〇〇します。
――楽しみにしています！ そんな“今の三上悠亜”を体現するイメージカラーとは？
三上 うーん……白、ですかね。今、初心に立ち返りたい気持ちがあって。何にも染まっていない、これから何色にでも染まることができる白にしたいです。
――ありがとうございます。それでは最後に、様々な活動をしている中、今の自分に肩書きをつけるとしたら何だと思うか教えてください。
三上 「セクシー女優」です。最近はネットニュースなどで「タレント」とかいろんな肩書きをつけられて、波紋が広がったり議論が巻き起こったりしますけど（笑）。でも今はまだ、セクシー女優なんですよね。三上悠亜はセクシー女優だから、この肩書きを隠すことはせずセクシー女優として知ってもらいたいと思います。
【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】第4回ハロプロオタク対談（ゲスト：でか美ちゃん）
アイドルの中でも、とくに女性のあいだで人気が高いと言われる、ハロー！プロジェクト。一般女性だけでなく、アイドルやタレントたちからも熱烈に支持されていることが知られています。
セクシー女優としてだけでなく、恵比寿マスカッツなどで、アイドルとしても活躍している三上悠亜さんも、そんな熱狂的ハロプロファンの一人。
聞けば、推しのTシャツを身にまとい、ツーショットチェキ会のレーンに並ぶこともあるのだとか。このインタビュー連載企画では、彼女をそこまで虜にするハロプロの魅力を探りながら、よそでは決して見せることのない三上さんの素顔に迫ります！
【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】第3回 オタ活ファッションコーデ
アイドルの中でも、とくに女性のあいだで人気が高いと言われる、ハロー！プロジェクト。一般女性だけでなく、アイドルやタレントたちからも熱烈に支持されていることが知られています。
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【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】第2回アイドルオタク対談（ゲスト：ELLEGARDEN・高田雄一）
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【漫画】こちら、えーぶい部！三上悠亜のげんば その6
「セクシー女優」。このフレーズを聞いたとき、とっさにあなたは何を思うでしょうか？ 世界に数え切れないほどあるAVをつくる業界は、まだまだ謎につつまれています。
そんなAVの世界の日常を、セクシー女優の視点から描いた漫画「こちら、えーぶい部！」。
赤裸々な日常を描くのは、『今日も女の子を攻略した。』、『ひなたすたでい。』、『ニョロ子の生放送!』などの作品で知られる漫画家・むくさん。
第3回目にご登場いただくのは、持ち前のルックス、透明肌、スタイルを武器に、セクシー女優としてだけでなく、アイドル、YouTuberなど圧倒的なインフルエンサーとして幅広く活躍する三上悠亜さん。全6回でお届けします。
【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】第1回わたしの推し遍歴（後編）
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【漫画】こちら、えーぶい部！三上悠亜のげんば その5
「セクシー女優」。このフレーズを聞いたとき、とっさにあなたは何を思うでしょうか？ 世界に数え切れないほどあるAVをつくる業界は、まだまだ謎につつまれています。
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赤裸々な日常を描くのは、『今日も女の子を攻略した。』、『ひなたすたでい。』、『ニョロ子の生放送!』などの作品で知られる漫画家・むくさん。
第3回目にご登場いただくのは、持ち前のルックス、透明肌、スタイルを武器に、セクシー女優としてだけでなく、アイドル、YouTuberなど圧倒的なインフルエンサーとして幅広く活躍する三上悠亜さん。全6回でお届けします。
【漫画】こちら、えーぶい部！三上悠亜のげんば その4
「セクシー女優」。このフレーズを聞いたとき、とっさにあなたは何を思うでしょうか？ 世界に数え切れないほどあるAVをつくる業界は、まだまだ謎につつまれています。
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第3回目にご登場いただくのは、持ち前のルックス、透明肌、スタイルを武器に、セクシー女優としてだけでなく、アイドル、YouTuberなど圧倒的なインフルエンサーとして幅広く活躍する三上悠亜さん。全6回でお届けします。
【三上悠亜の“ハロプロなしでは生きてゆけない”】第1回わたしの推し遍歴（前編）
アイドルの中でも、とくに女性のあいだで人気が高いと言われる、ハロー！プロジェクト。一般女性だけでなく、アイドルやタレントたちからも熱烈に支持されていることが知られています。
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【漫画】こちら、えーぶい部！三上悠亜のげんば その3
「セクシー女優」。このフレーズを聞いたとき、とっさにあなたは何を思うでしょうか？ 世界に数え切れないほどあるAVをつくる業界は、まだまだ謎につつまれています。
そんなAVの世界の日常を、セクシー女優の視点から描いた漫画「こちら、えーぶい部！」。
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【漫画】こちら、えーぶい部！三上悠亜のげんば その2
「セクシー女優」。このフレーズを聞いたとき、とっさにあなたは何を思うでしょうか？ 世界に数え切れないほどあるAVをつくる業界は、まだまだ謎につつまれています。
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【漫画】こちら、えーぶい部！三上悠亜のげんば その1
「セクシー女優」。このフレーズを聞いたとき、とっさにあなたは何を思うでしょうか？ 世界に数え切れないほどあるAVをつくる業界は、まだまだ謎につつまれています。
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COVER MODEL Vol.7 三上悠亜「AVは私の強み。観てくれる人に勇気を伝えたい」
場所や世代やジェンダーにとらわれず、あなただけの自由な明るい未来へ向かえるように応援する
――fempassは、そんな気持ちを込めたメディアです。
カバーモデル連載では毎月、豊かな感性と多彩な視点で生きていく人々の姿をお届けしていきます。
第7回目は、アイドルからセクシー女優に転身し、いまではアパレルプロデューサーとしても活躍する三上悠亜さん。
今年でAVデビュー6周年を迎える彼女に、気持ちの変化や今後の目標を聞きました。
